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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第117回 レゴブロックに車椅子の少年&介助犬が登場!

 「鬼は~そと!福は~うち!」・・・恵方巻を南南東に向かって無言で食べる。皆さん元気に、節分できましたか? 我が家では、娘がインフルのため学校お休みの最終日、ヘルプに来てくれた主人の母も一緒に、家族みんなで賑やかな節分となりました。
 犬がいるお宅では、豆を直接投げられないので、ドッグフード撒きをしたり、新聞紙を丸めて豆に見立てる等の工夫も聞きました。最近では個包された豆も売っているので便利ですね♪(うちは掃除が大変なので、個包を投げましたが・・・鬼さん役は痛かったようです…笑)

「友人である介助犬ユーザーさん作のプレイモービル作品!
作品も写真も、完全にアーティスト♪」
こちらは非売品です。

 世界一の玩具会社レゴ社が初めて身体障害者のミニフィギュア販売することが決定! レゴで街並みを再現するレゴ シティのセットに、車椅子の少年+介助犬同伴のフィギュアが誕生しました! ロンドンとニュルンベルクで行われたトイフェア2016で、レゴ社が公開したものです♪ 2016年の下半期に一般発売される予定だそうです。著作権の関係で、写真にて紹介できないので、下記サイトをご覧ください。

LEGO® News

 介助犬がシェパードなのも、ドイツらしい♪

 この「Fun at the Park」というセットには、車いすのフィギュアの他、ベビーカーに乗った赤ちゃんのミニフィギュアなども含まれるそうです。しかも、お髭をはやしたお父さんが押してる・・・ここにも何かしらのメッセージがありそうですね~。幼児向けのレゴ・デュプロシリーズが、肌の色が違うフィギュアを展開していたのは知っていましたが、昨夏、「世界には様々な人が暮らしていることを子どもたちに理解してほしい」と、こちらも車いすのフィギュアを含めたセットを発売したとのこと。
 海外での反響として「子ども達に夢を与えている」と話題になっているそう・・・。私はこの、夢を与えられている子ども達には、障害のある子も、無い子も、どちらも含まれていると感じます。

 そしてさらに素晴らしいのが、この車椅子フィギュア誕生のきっかけになった【Toy Like Me】という当事者関係者が始めた市民活動♪ ネット署名で2万人以上の署名を集めました。
 これまた、このウェブサイトが素敵♪とってもオシャレ♪お姫様が盲導犬連れていたり、とってもファンキーな車椅子だったり・・・これなんです!障害をネガティブなものとしてではなく、オシャレで明るいものとして捉え発信する、この展開が必要なんです。クラウドファンディングで多くの人々の支持を得て、確実に社会を変えているこの活動、本当に素晴らしいです♪

 この活動は、レゴブロックやプレイモービルだけではありません。様々なTOYを活用しています。大好きな人形と一緒なら、メガネだって、補聴器だって、義足だって、車椅子だって、杖だって、人工肛門だって・・・オシャレで嬉しくなっちゃう♪ それって、とっても素敵だと思います♪ そんなオモチャが、日本にもたくさん増えると良いな~♪と思いました。

 第115回「補助犬が当たり前にいる風景…」でも米国のアニメに障害者が登場することに関して触れましたが、まさに、子ども達に対するこの『当たり前さ』が今後の社会に大きく影響してくると感じています。

 昨年秋に、3歳の姪っ子が、大きな手術を受けました。無事に成功し、今は元気に過ごしていますが、その手術の事前説明に、可愛らしい人形が使われたそうです。まだ3歳、物事がわかるようなわからないような、で病院の生活は不安でいっぱい。寂しくて悲しくて、毎日涙・・・ましてや手術となると・・・と心配していましたが、人形を使いながら、看護師さんが丁寧に説明して下さり、人形と一緒に手術の流れを確認。実際の手術室などのツアーも全て人形と一緒に実施し、3歳の姪っ子は、しっかりと納得できたそうです♪ 人形の持つ力、改めて見直した出来事でもありました。

 今年の4月からは、障害者差別解消法がスタートします・・・。改めて「当たり前」について考えていきたいと思います。(「障害者差別解消法リーフレット(わかりやすい版)」 )。

ご寄付のお願い

 当会の使命は、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人と動物に優しい社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  • ※ 2015年7月、日本介助犬アカデミーより「日本補助犬情報センター」へ名称変更いたしました。
JSDRC(日本補助犬情報センター)ロゴ