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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

第91回 スカイツリーと補助犬の、深~い関係・・・その2

 台風最接近です!皆さん、くれぐれもご注意下さい。被害が最小限ですみますように。。。

あいにくの曇り空でしたが、七夕ウィークに障害当事者による確認会を実施してまいりました♪

 前回、スカイツリーと補助犬のお誕生日が同じ♪ということをお伝えしました。そこから始まったご縁により、当会では「スカイツリータウン施設UD(ユニバーサルデザイン)アドバイザー」を務めさせていただいております。オープンからなので、3年目になります。とても光栄に感じています。
 オープニング前に、障害当事者の方々、20名ほどによる確認会を実施しましたが、今回はオープン後、初めてとなる確認会を実施しました。オープンしていることもあり、前回の複数チームでの確認ではなく、個人単位での確認会をプログラムしました。

 あいにくの曇り空ではありましたが、午前中、まずは視覚障害者Nさんによる確認会です。

 入り口付近のアクセスから確認です。点字ブロックの位置や触地図(フロアマップが凹凸で作られており、視覚障害者が手で触りながらマップを確認します。)、音声案内、チケットカウンターでの対応、各所に設置されている点字案内の確認、トイレの確認、そして何より大切なスタッフの皆様の声かけ対応等、様々な視点からの確認を行いました。同行していて思いましたが、この確認をする当事者の方は、様々な神経を張り巡らせなければならないので、大変だな~と、客観的に見ていて感じました。とはいえ、当事者でなくてはわからない視点がたくさん、やはり当事者の方のご協力なくしては、ありえません!

 とても新しい発見が1つありました。
 チケットカウンターでおつりをもらう時、「介助者ではなく、当事者に話しかける」や、「お札とコインを別々に説明して手渡しする」などという基本的なことは当然ではありますが、今回、チケットとレシートが同じ材質&形状だったので、区別がつかなかったのです。一般的な窓口とは違い、チケットのみ販売するカウンターなので、そこには発券機が1つあるだけです。発券機から、入場チケットとレシートが同じ紙に印刷されて続けて出てくるので、渡された際に、触った感覚では区別がつかないのです。
 ですので、視覚障害者Nさんからは「チケットとレシートがわかるよう、レシートは折って渡すなどの配慮をしていただけると、助かります。」とアドバイスをいただけました。やはりこれは、実際にやってみないとわからないことでした。

様々な場所にある点字の確認中~

 施設の様々なところに貼ってある点字の確認もしていただきました。中には削り取れていた場所もあり、これこそ、点字が読める方でないとわからない部分ですので、せっかく貼ってあるのに読めない!ではもったいないですから、定期的な確認は非常に重要だな~と感じました。
 Nさんからは、日常生活の点字にまつわる様々なエピソードをお伺いできました。中には、故意にはがしたり削ったりする方がおられるそうです。それはとても残念な現実です・・・

 さてさて、そんな話をしながら、確認も進めながら、展望台へ。もちろん、視覚障害者の方は見えないわけですが、一緒に行った人と、「こっちの方向には○○が見えるよ~」などと話すことで十分楽しむことができます。例えば、スカイツリーの模型を触ることで、どんな形のどの部分に自分がいるかを想像する事ができ、更にそこからの景色の想像から、楽しい時間を過ごすことが可能です。ですので、スカイツリーさんには更に、視覚障害者にとってステキな時間となりますよう、各種資料や音声案内等のご提案をしてまいりました。前向きに検討いただけることとなりました♪

 そして、それは、最高地点に続く、展望回廊にさしかかった時に現れました!!!
 なんと・・・!!!
 地上450メートルでの窓掃除!!! しばらく、内側から見入ってしまいました。。。(笑)

地上450メートルの窓拭き!!!

 スカイツリー展望室内に、「窓拭き時間の紹介」がありました。皆さんも、運がよければ、そんな凄い窓拭きを内側から見ることができるかも♪です。

 次回は、肢体不自由者による確認会の内容をお伝えいたします。

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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