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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

豊かな町づくり

35年前にサンコンがはじめて日本に来たとき、「日本人ってみんな元気ねー!」と思った。
どうしてかっていうと、町を歩いていても車いすの人や障害者に会わなかったから。
僕が住んでいたフランスやオランダでは、町で多くの障害者に会った。
普通にデパートで買い物したり、公園を散歩していたり。
障害者が町にいることは当たり前のことだった。
でも、日本に来たら障害のある人に会わなかったから、
日本人はみんな元気なのかと思ったんだ。

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でも、後から違うってわかった。
当時は障害者を無視した町づくりがされていて、外に出たくても、出られなかったんだよね。
このことを知ったとき、「元気じゃなきゃ町に出ちゃいけないの!? サンコンも足に障害がある。町に出ちゃいけないの? 日本の社会って厳しいな」って思ったな。
それから35年が経って、今では町で車いすの人に多く出会うようになった。
彼らが移動しやすいように、スロープやエレベーターも設置されている。
もちろん、サンコンも元気に町にくり出している。
こういうことが、豊かな町づくりって言うんじゃないかな。


コメント


今日、はじめてブログ拝見させて頂きました。
確かに、日本の街はデコボコしていて、障害者の人にはキツイ街作りに成ってますね。
私は、5年前に東京に転勤して来たのですが、東京は特に過密で、通勤電車など健常者でも、倒れそうなくらい混んでいて、もっとゆとりのある街作りにして欲しい物です。

話は変わりますが、2年ほど前、青山一丁目の地下鉄のプラットホームでお見かけしました!
私が地下鉄に乗ろうとしている、直ぐ横に立っておられて、「ああ、サンコンさん!」と驚いてしまって。でも、こんな普通に電車に乗られる筈は無いと思ったのですが、御身脚を拝見して間違い無いと確信しました。
「応援してます!」と声を掛けようと思ったのですが、あまりに真剣な表情をされていたので、気が引けました。

東京に来て、初めて見た有名人でしたので、非常に嬉しかったのを覚えています。
これからも、お元気で、ご活躍を祈っております。


投稿者: 歩駒 | 2009年02月02日 04:20

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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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