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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

ギニアと自然

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自然を大切にしよう!

 日本では数年前から「エコブーム」だよね。
 サンコンが生まれたギニアでも、エコはみんなの感心事。
 でも、日本の「エコ」とは、ちょっと違う考え方なんだよ。
 ギニアの人は、自然と共存している。木を1本切ってもいけないんだ。
 それに、水も大切。水を汲むために何時間もかけて水汲み場まで歩いていくんだから。そして、水を使うときも自分たちだけで飲み干さない。少しだけ地面に少しまくの。水は自分たちだけがほしいんじゃない。地面にいる小さい虫もほしいはず。だから、大地に戻すんだよ。

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 だから、日本人の家族がお風呂に入るとき、一人ひとり湯船のお湯を張りかえるって聞いてビックリしたよ。お風呂1杯分のお水があったら、ギニアの1家族が1週間くらせるんだから、もったいないよ!
 資源が少ないギニアでは、とても自然を大切にするし、それを人間だけで独り占めにしない。自然と共存することが大切だって教えられる。
 僕がつくった「サンコン小学校」でも、週に1回、エコの日を作って、みんなで自然について勉強するんだ。
 井戸を掘って、水を汲んで、子どもたちで野菜を作ったり、ジャングルに入って草木や虫に触れて、匂いをかいで、自然を肌で感じるんだ。フィールドワークだよね。
 文明化すればするほど、自然と疎遠になる。でも、自然とは共存することが大切。人間だけが生きてるんじゃない。小さな虫も一生懸命生きている。ギニアの自然はそういうことを教えてくれるんだ。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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