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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

グローバリゼーション

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 ある学校に呼ばれて、講演をしたときのこと。
 校長先生がボクを紹介するとき、 「みなさん。今日のサンコンさんの話は、日本と全然違う文化の話です。カルチャーショックを受けるかもしれないので、心の準備をしてください!」だって。

 確かにそうかもしれない。文化が違うのは確かだよね。
 例えば、食文化はだいぶ違う。食べ方だって、日本はお箸で食べるけれど、アフリカでは手を使って食べることが普通だもんね。

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 でも、いまは21世紀。飛行機も飛ぶし、インターネットではほんの何秒かでヨソの国の情報が簡単に手に入る時代になった。ビックリだよね。 だから「日本は島国」じゃなくて、「世界の中のニッポン」なんだってことを頭に入れておくことが大切だと思うんだ。国境を越えて、海を越えて、広い視野で物事を見て、考えること。これが本当のグローバリゼーションの意味だよね。

 日本はこれまでも、ホントに世界の国々から注目されるような貢献をやっているんだ。けれど、世界の半分以上の人たちは、日本が良いことをしている事実を知らないまま生活してるんだ。世界の中で、どのぐらい日本の存在感が大きいかと言うことも理解されていない。他の国の人たちの多くが日本をわかってない。
 ぜひ、日本の若い人たちには、そのことを知っておいて欲しい。学校を卒業して、社会人になった人たちは、知っておいた方がいい。 日本のいいところはいっぱいある。世界にもいいところはいっぱいあるんだ。

 前にも紹介したけれど、ボクはお箸の使い方をお茶の先生に習って猛特訓したんだ。これも日本のいいところを知ること、文化の違いを理解することだよね。
 以前は、お箸は何で2本なのかもわからなかったボクだったけど、今ではとってもお箸使いに自信があるんだ。自分のお箸を持っていって、みんなの前でお箸使いを実演してみせることもあるよ。そうすると、やっぱりビックリされるんだ。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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