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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

またまた「歯みがき」の話

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こんな感じでくわえながら磨くんだ。

 前にも書いたけど、ボクはまだ虫歯が一本もないんだ。なぜかというとしっかり歯みがきをするからね。  

 写真みたいに木の枝の歯ブラシを使うんだけど、実はこの歯ブラシ、使い始めの頃はイタイんだ…。
 歯ぐきから血が出ちゃって、口の中が真っ赤になっちゃったりもする。歯みがきをサボろうとすると、親から「痛くてもやめるな、毎日磨け」って怒られる。しかも2時間磨く。日本の歯みがきは2~3分だよね。短すぎるよ!

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 木の歯ブラシも1~2週間くらいで慣れてくるんだ。血もだんだん出なくなる。歯ぐきが丈夫になるんだよね。

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樹皮を歯で剥いて芯の部分を使います。

ギニアの女の人は、水汲み場へ行くときに頭の上にバケツを乗せて、空いた手で歯みがきをしてる。見た感じちょっとワイルドだね。歯みがきはエチケットなんだ。歯が白くて綺麗な女性はやっぱりモテるんだよ。

 それと、ギニアでは、木炭を使って歯みがきをすることもあるよ。指に炭を付けて、歯を磨く。もちろん、最初は歯が真っ黒になるよ。でもね、うがいするとすっきりするんだ。歯がツルツルする。  

 ボクも日本では、普通の歯ブラシを使っているけど、使うときは一番硬い毛の物を選ぶ。 磨きごたえがないからね。いつも力入れて磨く。新品の歯ブラシを、折っちゃったこともあるくらいにね。  
 子どもにも、「しっかり歯を磨きなさい」って教えてるんだ。でもまだ3歳だからうがいが上手にできなくて、水をよく飲みこんじゃってる。そのうちに覚えると思うけれどね。  

 きっと、ギニア流の歯みがきをしたら、日本のみんなも歯が丈夫になるのにな…。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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