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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

「ボランティア」の考えかた

 ギニアでは、「ボランティア」がごく普通に街の中にある。

 たとえば、おばあちゃんが、重そうな荷物を持っていれば、お手伝いすることが当たり前。
 「家まで荷物持ってあげますよ」って声をかける。
 そのおばあちゃんのことをぜんぜん知らなくて、ただの通りがかりの出会いだったとしてもお手伝いするのがルールなんだ。「そういうものなんだ」ってみんなが思ってる。これは、地域の教えなんだ。

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 ギニアの街のあちこちでは、毎週土曜日と日曜日のお昼ご飯を食べた後、地域でお掃除をするために子ども達が決められた広場に集まるんだ。もちろん、保護者代わりに親や先生がついて注意してくれるんだけど、グループになって、道路とかをキレイにする。  
 そういう社会とか、地域の意識が小さいときからあるから、あたり前のことだと思ってるし。大きくなってもボランティアとかに抵抗がないみたい。
 そういう活動をフランス語ではInvestissement humainって言うんだ。英語ではHuman Investment。残念なことに、このニュアンスが日本語ではうまく訳せないんだけど…。

 結局、みんな一緒にどうやって生きるかってことなんだ。どういう立場で、どうやって生きるか。そのことを知ることはとても大切なことだよね。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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