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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

若い人にアフリカのことを知ってほしい

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アフリカの文化を知ってくれるとうれしいね。

 秋から冬にかけては、色んな学校で文化祭シーズン、高校とかで講演をする機会が多いんだ。日本の高校生は、世間ではいろいろ言われることもあるけれど、ボクの話をしっかり話を聴いてくれるよ。  学校とかでお話をするときは、ボクのふるさとアフリカがどういう国なのかとか、ボクの家族はどんな家族かとか、ギニアの教育制度とかの話をするんだ。

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 日本とアフリカは違うことがずいぶんとあるんだ。 
 例えば、ギニアの子どもたちには、仕事がある。稲刈りの仕事や動物の面倒をみたり、薪割りしたり、水汲みしたり。  それから、アフリカの多くの国では、水道ない、電気ない、ガスない。でもちゃんと生活できる。
 でも、日本とアフリカで同じこともある。  
 学校の6・3・3制(小学校、中学校、高校)は全く一緒。日本もギニアも、近所付き合いとか、家族の絆とか、そういったことを大切にする。「分かち合う」「譲り合う」「許し合う」「感謝する」これも一緒の考え方。  
 でも、これってどこでも、誰でも当たり前のことじゃないんだ。先生にも、親にも感謝すること。普段食べているものにも感謝すること。コメ一粒であっても大切にすること。当たり前と思われているけど、とっても大切なことですよね。

 世界には色んな国があって、文化もそういう風に違うってことを伝えておきたいんだ。
 
 講演が終わったあとには、ステージの上から話すだけじゃなくて、降りた後に直接生徒のみんなと話すのも楽しみなんだ。。それで、どんな質問でもいいからって言って、生徒からの質問をその場で受け付けるんだ。  
 ちなみに、生徒の皆さんから多い質問。
 「どんな食べ物をたべてるんですか?」
 「アフリカはサッカー強いですよね」
 「マラソンが早い選手がいっぱいいますね」
 「アフリカの人って、奥さん何人いるんですか?」
 「アフリカではライオンとかの動物が街中にいるんですか?」


 いろいろな質問が来るけど、ボクの生まれ育ったアフリカに興味を持ってくれていることがわかって、すごくうれしいね。


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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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