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野田明宏の「俺流オトコの介護」

排便管理

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 母の日にプレゼントされたメッシュのシューズ。まだ、デビュー前。予行演習で母に履かせてみた。ナイスフィット。デビューは、6月からかな?
 KAZ UKO
 シューズと同色の刺繍に優しさが溢れている。ありがとう。
 
 さて、母は5月14日(土曜)にデイサービスで排便をした。もちろん自然排便ではない。排便用の座薬をまずは注入して数時間後、トイレに座らせてもらい摘便同様の形で事は進んでいく。
 この実践が4年近くも継続されているのに、オレはまだ1度も現場を見たことがない。もっとも、トイレが狭いので、見学するとしたら格闘している職員に迷惑なはず。
 で、この日の排便についてはオレからの依頼だった。本来ならば、前回が5月9日(月曜)だったので5月16日の月曜が排便予定日だった。つまり1週間おきなのだが、排便予定日というよりは摘便予定日と表現する方が正しいような気がする。事実、1週間内での自然排便がほとんどないから摘便に頼っているのだから。
 もっとも、希に、尿取りパッド交換時にウンコの顔が見え隠れしていることもあるらしく、直ぐにトイレ誘導となる。
 基本は1週間おき。では、なぜ? 1週間経過していない5日目で排便させてもらったかということになる。
 実は、5月21日(土曜)から3泊4日でショートステイを予約している。となると、ショートステイ先での排便となる。ショートでの場合、浣腸液を持参する。入院なら浣腸液など必要ないのだけれど、ショートの場合は持参となる。これは食事も同様。入院の場合、エンシュアは病院が提供してくれる。だから、3泊4日のショートにはエンシュア10缶持参となる。ただし、入院となれば、エンシュアがラコールであったりもする。
 話がストレートに進まない。書いて分かりやすく表現するということは、今になっても難しい。
 ショートでの排便は浣腸液を使用するのだが、ベッド上、側位の形で行われると聞いている。これも見てはいないのだけれど、側位だと、想像するに便が下りてこないのだ。
 大腸と直腸のところで急カーブがあるし、直腸に残存もありえる。ハッキリと簡単に言えば、引力を利用して上から下へでないと完璧に出し切れないのだ。過去、ショートで何度がやってもらったが、
 「親指先ほどのコロコロ便が2個だけでした」
 というような結果報告の印象が強い。
 だから、キッチリとスコーンと出させてやりたいから、排便管理に神経質になる。
 次回の排便は、この原稿が掲載される5月20日(金曜)だ。もちろんデイサービスで。6日目に当たるが、ほぼ間違いなく出る。ショート出陣前日。だから、5月14日に排便を促す必要があったのだ(やっと、なぜ? への結論に到達)。
 ところで、“排便の現場を見ていない”を連発しているが、以前はオレも摘便最前線で踏ん張っていたので他様がどのように摘便してるのか興味があるのだ。指に便が上手く引っかかり、少し指を押して勢いづけた瞬間からモコモコと便が出てくる有り様は達成感と充実感に満たされる。
 ヤッター!! 
 ってなもんだ。
 「私、摘便は得意なんですよ」
 楽しそうに、ウフフと微笑みながら語る看護師も過去に何人かいた。

 そうそう。5月23日、藤川幸之助さんが岡山県赤磐市で講演してくれる。このブログの3月1日付けで記してもいるのだが、藤川さんの姫路での講演にオレと一緒に出向いた女性軍が音頭をとっての実現となった。
 当日はオレが岡山駅へ出迎える。藤川さん、鳥取、高知、岡山と3連日強行軍の最終日。
 今回はオレたちのホーム。シッカリと接近してカメラを向けよう。ご報告は必ず、このブログで!\(^O^)/
 やれやれ。母のショートステイと藤川さん講演。ここで、ついにリンクいたしました。

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コメント


野田さん

こんにちは。
草が生えます 我が家も。
除草剤が簡単で良いのでは? です。

和ちゃんの靴、いいですねえ。
pinkもよかったですけれど。
メッシュにkazuko
可愛いです。


投稿者: 熊夫 | 2011年05月21日 11:34

熊夫 さま

除草剤ですよねー。
でも、朝顔の種を購入してしまい、
それとのバランスがどうなのか?
どこでも撒き散らすと
朝顔chanも共倒れのような気がして?

KAZUKO
いいんですよ本当に。
ありがとうございます。


投稿者: 野田明宏 | 2011年05月23日 21:57

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
野田明宏
(のだ あきひろ)
フリーライター。1956年生まれ。約50カ国をバックパックを背負って旅する。その後、グアテマラを中心に中央アメリカに約2年間滞在。内戦下のエルサルバドルでは、政府軍のパトロールにも同行取材等etc。2002年、母親の介護をきっかけに、老人介護を中心に執筆活動を開始。2010年現在、83歳になる母と二人暮らしで在宅介護を続ける。主な著書は『アルツハイマーの母をよろしく』『アルツハイマー在宅介護最前線』(以上、ミネルヴァ書房)など多数。『月刊ケアマネジメント』(環境新聞社)にて、「僕らはみんな生きている」連載中。
http://www.noda-akihiro.net/
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