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露木先生の受験対策講座

露木 信介(つゆき しんすけ)

プロフィール露木 信介(つゆき しんすけ)

社会福祉士(認定社会福祉士・医療分野、認定医療社会福祉士)、社会福祉学修士。
 現在、東京学芸大学教育学部で教員をするとともに、埼玉県立大学をはじめ他大学や他専門学校での非常勤講師、現場におけるスーパービジョンや職員研修などを行っている。昨年までは、病院でチーフ・ソーシャルワーカーとして管理業務や相談業務を行っていた。
 受験関係では、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士等の養成講座の講師、受験テキストや模擬試験問題の作成、受験対策講座の講師などを行っている。

中央法規の『社会福祉士受験対策セミナー(実力アップ講座/最終チェック講座)』
 社会福祉士国家試験は出題範囲が広くて手に負えないと感じていませんか? 
国家試験を長年分析してきた講師陣が合格につながるポイントを解説します!
  • 実力アップ講座
    東京会場:11/18 (土)[専門]、19 (日)[共通] 11/25 (土)[専門]、26 (日)[共通]
    仙台会場:12/ 9 (土)[専門]、10 (日)[共通]
    福岡会場:12/16 (土)[専門]、17 (日)[共通]
    大阪会場:12/23 (土)[専門]、24 (日)[共通]
  • 最終チェック講座
    東京会場:12/23 (土・祝)[専門]、24 (日)[共通]
    大阪会場:2018 /1/6 (土)[専門]、7 (日)[共通]
詳細・お申し込みはこちらから

第1回 2018年2月の[第30回試験]に向けて 
社会福祉士国家試験 受験対策講座 スタート!!

少しだけ未来を見つめて

 はじめまして。社会福祉士の露木信介(つゆきしんすけ)と申します。一年間、画面上でのお付き合いとなりますが、よろしくお願いいたします。

 日本経済は、内外需の増加を背景に、緩やかな回復の動きが続いており、賃金の上昇もここ三年続いているとはいえ、物価自体も上昇しているため、個人消費は伸び悩んでいます。また、海外からの旅行者が増えているものの、一時期のような「爆買」はおさまりつつあり、「量」から「質」への転換が迫られています。一方、海外に目を向けてみると、国際的な緊張も続いていますし、テロや紛争・戦争、差別・不平、難民等の問題が深刻です。このように、この先どうなるのか、どう変わっていくのか、不透明な世の中ですが、何かを目指す人は、必ず「今」だけを見るのではなく、少しだけ「未来」を見つめて、「未来」に希望をもっているものです。

 皆さんは、「社会福祉士になりたい」という明確な未来の目標をもっていますから、やはり少しだけ未来を見つめて、その未来に”希望”をもってほしいと思います。

 皆さんの顔を直接拝見することはできませんが(もしかしたら、講座や講義、演習などでお会いするかもしれませんが、その時はぜひ声をかけてくださいね)、パソコンやタブレット、スマートフォンなどに向かって真剣に受験勉強をされている皆さんお一人おひとりを思いながら、これから一年間、受験対策と合格の秘訣についてお伝えしていきたいと思います。

 それでは、一年間よろしくお願いいたします。一緒に、最後まで頑張りましょうね!

 先日、中央法規出版の本講座の担当の方と打ち合わせをしました。毎年、この時期に昨年度の課題の抽出や、それを次年度に活かすための打ち合わせをするのですが、改めて確認したのは、この講座が今年で11年目になるということです。そして、みなさんは11期生となります。

 本講座は、2007年4月に初回の講座が始まりました。以降、毎週休むことなく更新してきました。旧カリキュラムの時から始まり、新カリキュラムへの移行を乗り越え、今年で11年目になります。11年といえば、ある幼児が小学校に入学し、卒業、そして中学生になり、卒業となる、そんな月日が経ちました。ということで、年々蓄積してきた情報や問題分析など、かなりのデータが集まっておりますので、このデータをもとに、的確かつ効率的な講座をお送りしていきたいと思っています。

 本講座では、ミクロレベルの細かい解説というよりも、科目の目的や意図、ねらいやポイントといったマクロレベルの全体的な解説を中心にしていきたいと思っています。もっとも、重要なポイントに関しては、より具体的な内容を盛り込んでいきたいと考えています。

まずは自己紹介

 まず初めに、少し私の自己紹介をしておきたいと思います。

 私は、約20年前に社会福祉士を取得しました(まだ「厚生省」の時代です)。そして、本資格を活かし、現在、東京学芸大学の教育学部(ソーシャルワークコース)で教員をしています。大学教員になる前は、社会福祉として病院で医療ソーシャルワーカーをしていました。

 また、他大学や他専門学校でも、非常勤講師として、社会福祉士養成の「相談援助の基盤と専門職」「相談援助の理論と方法」「相談援助演習」「保健医療サービス(医療福祉論)」などの科目を担当しています。このほか、現場の社会福祉士(実践者)向けの講座の講師、受験対策講座の講師、受験対策テキストの執筆、スクーリングの講師なども行っています。昨年は、中央法規出版の実力アップ講座や模擬試験の解説などで、福岡、大阪、東京と、全国で講義を行いました(今年度も開催予定です)。さらに、通信制(社会福祉士養成)の専門学校では、「社会調査の基礎」「更生保護制度」のレポート添削や、「相談援助演習」の演習講義も担当しています。

 つまり、常に試験問題や試験関係の情報に敏感な状況下におりますし、実践の場で職員研修やスーパービジョン、理事として社会福祉法人の経営にも携わっていますし、障害者の支援区分認定の委員として市町村審査会にも携わっていますし、そういった意味では、最新の福祉や医療などの情勢にも直に接しています。本講座は、このような私の“強み”を活かした受験対策講座にしていきたいと考えています。あと、仕事をしながら、介護や育児をしながら、家事をしながら、そんな試験勉強から少しブランクがある社会人の方たちの「お気持ち」も察することできると思います。もちろん、大学教員なので、学生さんの苦労や大変さもよくわかっていますよ。

 それでは、皆さん、一緒に頑張っていきましょうね。一年間よろしくお願いいたします。

自分の「なぜ」を知れば道が見える

「自分の「なぜ」を知れば道が見える」

 これは、ドイツの哲学者ニーチェ(F.W.Nietzsche(1844-1900))の言葉です。

 それでは、早速、このニーチェの言葉に準えて、皆さんに「なぜ」を質問したいと思います。

「皆さんは、『なぜ』社会福祉士になりたいのですか?」

「皆さんは、『なぜ』社会福祉士を取得したいのですか?」

「皆さんは、『なぜ』社会福祉士という道を選ぶのですか?」

 まず、この「なぜ」について、少し立ち止まって、深く考えてみてほしいと思います。手元のメモに列挙してみてください。そうすることで、皆さんが進むべき道、やるべき道が必ず見えてきます。

 そして、さらに、将来的な2つの「変化」についての質問をします。

「将来、社会福祉士に合格したあなたの生活や人生はどのように『変化』していますか?」

「将来、社会福祉士に合格したあなたの仕事はどのように『変化』していますか?」

 この2つの「変化」の質問は、皆さんなりの答えを具体的に書き記し、手帳や勉強机の前、冷蔵庫など、常に目につくところに貼っておいてください。今の時代は、携帯電話、スマートフォンのメモ機能や待ち受け画面にすることもできそうですね。

 これから約10か月間の長い道のりがスタートします。時に諦めてしまいたいと思ったり、時に止めてしまいたいと思ったり、学校、仕事、日常生活での突発的な出来事など、この一年間に遭遇する幾多の試練や課題が目の前に立ちふさがることもあるでしょう。そんな時に、この自分の「なぜ」を思い出してほしいと思います。

 最後に、もう一つ質問をしたいと思います。

「社会福祉士は、誰のために取得するのですか?」

 資格取得は、最終的には利用者や社会の福利のために還元されるものですが、まずは自分自身のために取得するものです。決して、他人から言われたから取得するものではありません。会社や組織、上司、家族から言われたから勉強し、取得するものではないのです(例えそうだとしても)。

 このように、動機づけも、他者や外部からの賞罰に基づく外発的動機より、自らの知的好奇心などに基づく内発的動機によるもののほうがよい結果が出るとされています。ちょっと厳しいですが、合格も、不合格も、すべて自己責任です。ただ、頑張って、頑張って、合格したときの「感動」は、本当に大きなものです。

 絶対に、来年の3月には、この「感動」を共有しましょうね。

「成功する人は、天才ではなく、行動する(できる)人」です

 今回は、皆さんにいくつかの質問と作業をしてもらいました。ただ読み流すだけでなく、必ず手帳や目につくところに貼るなど、行動を起こしてください。合格した人、成功する人は、行動する(できる)人です。頭でイメージしているだけでなく、そのイメージを行動する(できる)人です。

 つまり、成功する(合格する)人は、天才ではなく、行動ができる人です。そして、秀才とは、目標や夢に向かって、着実に行動できる人です。秀才とは、辞書では「人より秀でる」とありますが、「秀でる」とは、「頭がいい」のではなく、人より少し「行動ができる」「夢を信じ続けることができる」ということです。

 国家試験の勉強は、一日で形になることはなく、学習の成果も視覚的には見えにくいものです。そのため、自分がやっていることが「本当に正しいのか」「これでよいのか」不安に思うかもしれません。ただ、この不安は、みんながもつものです。私も、今から約20年前に国家試験を受験しましたが、とても不安でしたし、とても孤独でした。でも、やったらやっただけの結果が必ず出ます。それは、最終的には視覚的にもわかる「合格」という2文字に変わります。

 それでは、これから一年間、よろしくお願いいたします。毎週1回、原則火曜日の更新です。

 一年後、みんなで笑い合いましょう!

■お知らせ■
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