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露木先生の受験対策講座

露木 信介(つゆき しんすけ)

プロフィール露木 信介(つゆき しんすけ)

社会福祉士(認定社会福祉士・医療分野、認定医療社会福祉士)、社会福祉学修士。
 現在、東京学芸大学教育学部で教員をするとともに、埼玉県立大学をはじめ他大学や他専門学校での非常勤講師、現場におけるスーパービジョンや職員研修などを行っている。昨年までは、病院でチーフ・ソーシャルワーカーとして管理業務や相談業務を行っていた。
 受験関係では、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士等の養成講座の講師、受験テキストや模擬試験問題の作成、受験対策講座の講師などを行っている。

第8回 「地域福祉の理論と方法」のポイント

 さて、今回は、「地域福祉の理論と方法」の具体的な内容、ポイントについて解説していきたいと思います。今回も、公益財団法人社会福祉振興・試験センターが示す出題基準に即した内容で、整理していきます。

本科目のねらい

 本科目の出題基準によると、大項目として、(1)地域福祉の基本的考え方、(2)地域福祉の主体と対象、(3)地域福祉に係る組織、団体、及び専門職や地域住民、(4)地域福祉の推進方法の4つがあげられています。

第28回試験をみてみると…

 本科目の問題は、幅広い分野から出題されていました。しかし、基礎的な問題が出題されておりましたので、過去の問題や模擬問題などから派生させた学習をすると得点につながると思います。また、ここ数年の傾向として、本科目では事例問題が2~3問程度出題されています。そのため、今後も事例問題が出題される可能性が高いと思われますので、一問一答の暗記だけではなく、覚えた内容を実例に照らし合わせて理解したり、実例をもとに用語や制度を整理しておくようにしましょう。事例問題では、問題37、問題40で「地域福祉を推進する役割を担う社会福祉協議会の福祉活動専門員やボランティアコーディネーターの取り組みや対応」に関する問題が出題されました。

 このほか、本科目の重要項目としては、問題36で「市民後見推進事業」、問題38で「地域福祉活動における情報の取り扱い」について問われています。こちらについては、過去問ベースで必ずチェックしておいてください。

 以下、出題基準を中心に、整理、確認していきましょう。出題基準は4つの項目に分けられています。