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私はこうして合格しました!

国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。

第77回 テルさん

第77回 テルさん
特別養護老人ホーム 生活相談員

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テルさんが使った参考書

社会福祉士国家試験受験ワークブック(専門科目編)
社会福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック(共通科目編)
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
見て覚える!社会福祉国試ナビ
いとう総研資格取得支援センター=編集
中央法規出版

国民の福祉と介護の動向
一般財団法人 厚生労働統計協会=編集・発行

社会福祉士国家試験模擬問題集
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版

テルさんの合格までの道のり

日程勉強内容等
7月~参考書+一問一答
9月~問題集+参考書+一問一答
10月ケアマネ試験
11月~「国民の福祉の動向」熟読
1月試験当日
3月合格

テルさんが考える必勝3か条
  • 1.絶対に諦めない!
  • 2.今年受かると信じる!
  • 3.参考書を厳選する!

長年の思いと相談員としてのスキルアップ

 取材当時、生活相談員として4年目を迎えていたテルさん。受験のきっかけは何だったのでしょうか。
「3年制の社会福祉士専攻の専門学校を出ているので、1年間相談員業務に就いて実務経験を積んだら受験しようと決めていました。特養に勤めて最初は介護職、その後生活相談員となりました。受験は今回3回目で、1回目・2回目の反省を踏まえて、今回こそはと心に強く決めていました。」
 今回の受験にあたり、ご家族にも『三度目の正直だね』と言われ、かなりのプレッシャーも感じていたようです。

スケジュールを立てて、自分なりの勉強方法をひと工夫

「1回・2回目の受験の時は、3か月前に参考書を読む程度、仕事の疲労で勉強もはかどらない時もあり、基礎的な知識もあいまいのままで受験していました。3回目になる今回は、体調管理と、勉強スケジュールを半年前から計画しました。
まず最初の2、3か月はざっと参考書を読むことと、暇な時間に一問一答をしていただけでした。参考書と問題集を本格的に始めたのは、10月頃からです。仕事のある時は、朝と帰宅後で1時間ずつの計2時間(朝は問題集、夜は一問一答か参考書を熟読)。休日は9時~17時くらいまで図書館ごもり。午前は問題集、午後は参考書の熟読と一問一答です。中央法規出版のワークブックを使っていましたが、分厚い参考書なので、最初はやる気が滅入ってしまいそうになりました。そこで少し工夫をして、科目ごとにハサミで切り離して、得意科目・苦手科目と分けて使っていました。重要項目を読みながら、過去問で出た部分にはピンクのマーカーを引き、覚えるのが難しい部分には読むたびにマーカーしました。色で字が見えなくなるほど、何度も何度も読みました。また、試験2か月前からは『国民の福祉の動向』(現・『国民の福祉と介護の動向』)を熟読して、統計の数字などをピンクでマーカーし、仕事の休憩中やすきま時間に読んでいました。」
 重要なところはとにかく読み込み、頭に叩き込む。基本的なようでなかなか難しい部分だと思いますが、テルさんはワークブックを切り分けて使うなど、自分で勉強がやり易いように工夫をされた点に感服です。みなさんも参考にしていただけるのではないでしょうか。

新カリキュラム・新出題基準対策

 新カリキュラムが導入され、新しい出題基準が示されたばかりでの受験勉強となりましたが、テルさんはどうやって対策されたのでしょうか。
「カリキュラムが変更になり、19科目と覚える範囲が広がりましたが、絶対に諦めないことが何よりも大事だと思います。少しずつでも、集中して、諦めず、毎日勉強する。それを続けられれば、少しずつですが成果は出てきます。私自身も、問題集を8割ぐらい理解できたという実感を得たのは試験の1か月前ぐらいでした。今から勉強を始めようと思っている方は、試験当日はまだまだだ…と勉強をしないのではなく、1日5分でも10分でもいいので、わかるところからでも勉強した方がいいと思います。」
 出題の範囲が広がっても、根気よく着実に勉強を進めることが、一番の合格への近道なのかもしれません。

勉強の辛い時期も自分を奮い立たせる

 テルさんの受験には、特筆すべき点がもう一つあります。実はテルさん、10月末に行われたケアマネジャー試験も受験。今回はダブル受験の年だったのです。
「10月のケアマネジャー試験まで、社会福祉士とケアマネジャーの勉強を並行してやっていました。仕事をしながらの勉強はただでさえ大変です。それを二つ並行しての勉強。これまで経験したことがないくらい辛いものでした。実際、偏頭痛がひどい時期もあり、頭痛薬を飲みながら勉強していた時期もありました。また、社会福祉士を目指している方が身近にいなかったので孤独感もありました。新カリキュラムになって勉強範囲も広がり、諦めてしまいそうになりましたが、勉強の合間にけあサポの『私はこうして合格しました』で先輩方の苦労話を読んで、「辛いと思ったのは自分だけじゃないんだ」と励まされながら、頑張ることができました。」
 けあサポのそれぞれの受験者の合格体験が、1人で勉強を進める受験生にとって大きな気持ちのサポートとなれているようです。
 『三度目の正直』という言葉の通り、見事合格を勝ち取ったテルさん。現在の生活相談員の仕事のなかでは、利用者の笑顔を見る時に一番やりがいを感じられるそうです。受験勉強でみせた粘り強い努力は、テルさんの今後のケアにもきっと活かされるのではないでしょうか。

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