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私はこうして合格しました!

国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。

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第69回 M.Mさん

第69回 M.Mさん
特別養護老人ホーム 介護職員
<所有資格>社会福祉士

見出しリンク

M.Mさんが使った参考書

新・社会福祉士養成講座
新・社会福祉士養成講座
社会福祉士養成講座編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉用語辞典[第9版]
山懸文治・柏女霊峰=編
ミネルヴァ書房
詳解 社会福祉士過去4年問題集
小池妙子=監修 コンデックス情報研究所=編著
成美堂出版

M.Mさんの合格までの道のり

日程勉強内容等
試験1年前大学で受験対策講座始まる
講座と、その課題中心に勉強!
(卒業論文制作)
8月本格的に勉強開始
・平均8時間勉強。ひたすら書き出す
・模擬試験→集中対策
1月試験当日
ジタバタしない
3月見事、一発合格!!
現在特別養護老人ホームに勤務

M.Mさんが考える必勝3か条
  • 1.問題・解説を書き出す
  • 2.わからない語句はきっちり調べる
  • 3.当日は自身をもって試験に臨む

 福祉系の大学を卒業し、特別養護老人ホームで介護職員として働き始めたMさんに、受験についてお聞きしました。

「国家試験には1度目の受験で合格しました。受験勉強といえることを始めたのは試験の約一年前。通っていた大学で試験対策講座が始まった頃です。講座では課題も出されていたので、その課題をやりながら、わからない語句や人名があれば調べ、関連事項をチェックするようにしていました。

 その後しばらくは卒論制作に追われたのですが、8月からは本格的に受験勉強を始めることができました」

本格的に勉強開始

「私の勉強スタイルは、とにかく書くことでした。過去問5年分を解いて試験の形式に慣れ、解いた後は、問題や解説をノートに書き出して覚えるようにしました。問題集は問題と解説が切り離せるタイプが便利でしたよ」

 書くことは、読むだけよりずっと時間がかかり、労力を必要とします。勉強時間は長かったようで、「1日の勉強時間は平均すると8時間ほどになると思います」とのこと。集中できたのはそのうちの4、5時間だったそうです。

 4年生の最初は週1、2回だった大学の試験対策講座も、試験が近づくにつれて開催される回数が増えていき、外部の講師が呼ばれることもあったそうです。否が応でも受験を意識させられますね。

わからないことは効率よくチェック

 Mさんは友人と一緒に勉強することも多く、自宅以外では大学を主な勉強場所としていました。友人との勉強で得るものも多かったようです。

「勉強をしていると、次から次にわからない語句や人名が出てきます。そこで、わからない単語を友人同士で週1回5個ずつ調べてくるようにノルマを決めました。5人いれば25個の語句が調べられるので、かなり効率的に知識を増やすことができました」

 大学の先生方からも、グループを作って勉強するとよい効果があると言われていたそうですが、アドバイス通りの効果があったようですね。

「私は、わからない単語を、テキストや辞書を使って調べていたのですが、特に役立ったのが『社会福祉用語辞典』でした。単語の意味を調べるだけでなく、暗記対策にも利用できるのでおすすめですよ」と、テキストや問題集以外にも受験に役立つ本があることを教えてくれました。

模擬試験の結果が…

 模擬試験は大学でも開催されていたのですが、Mさんは、それに加えて学外の模擬試験を1回受けました。そして、その模擬試験がMさんを焦らせるました。

「1科目だけ0点だったんです。試験が近いのに、全く点数が取れない科目があるなんて。ショックを受けました。結果がわかった後は、模擬試験の復習に多くの時間をあてて、特にその1科目を集中的に勉強しました」

 振り返って考えると、Mさんが受けたその模擬試験は、本番の試験と比べてもレベルが高く、難しかったそうです。しかし、その模擬試験をしっかり復習していたため、当日はゆとりをもって試験を受けることができたそうです。模擬試験は、受けた後どうするかが大事ですね。

「これから受験なさる皆さんは、模擬試験をたくさん受けて、試験慣れしておくと良いかもしれません。もしそれができなくても、試験当日の緊張に呑まれないような工夫は必要です」というアドバイスもいただきました。

当日は、ジタバタしない

「試験会場には問題集などは一切持って行きませんでした。新たな疑問が浮き上がってきたら心の平静が保てませんからね。そのかわり、自分で勉強したノートを持って行き、勉強した内容を思い出す作業だけはしました。自分はこれだけやったんだという自信も持つことができました」

 これから受験なさる皆さんも、当日は焦らずに受験できると良いですね。

福祉の世界で働く

 Mさんは、高校時代、障害をもった方を対象としたボランティア活動に年に2、3回参加していました。そのことから福祉の世界に興味をもつようになり、大学も福祉系を目指しました。高校では普通科にいたため、福祉系の大学に関する情報はそれほどなく、先生に相談しながら大学を探したそうです。

 通った大学は、社会福祉士の受験資格が取れる大学でした。卒業する時に社会福祉士の資格を取得することができました。しかし、直接援助にも興味があったMさんは、介護職員として働くことを選択しました。

「利用者に笑顔が出た時はうれしいです。先日の敬老会では、『長生きして良かった。長生きできたのはあなた達のおかげ』という言葉を言ってくれた方がいて、心が温かくなりました」と語ってくれたMさんは介護職員となって充実した日々を送っているようです。

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