メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

張先生の受験対策講座

張 百々代(はり ももよ)

受験勉強のガイド役となるのがこのコーナーです。受験対策のプロである張(はり)先生が、あなたの合格までの道のりをサポートします。

プロフィール張 百々代(はり ももよ)

精神保健福祉士・社会福祉士。児童養護施設、老人福祉施設での勤務を経て福祉系専門学校講師に。
現在は受験対策講座講師、各大学での受験対策に従事しており、第三者後見人として精神障害者・知的障害者の成年後見活動にも携わっている。

第17回 障害者に対する支援と障害者自立支援制度

 皆さんこんにちは。今回は、「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」です。障害者施策は、障害者権利条約批准に向けて大きな改正が進められ、現在次々と施行されています。この大きな流れをふまえながら、重要な事項を押さえていきましょう。

 では、まず前回の課題の解説をしていきたいと思います。

第18回 精神保健福祉士国家試験 「社会保障」

問題52 次のうち、国民年金の第三号被保険者になる者として、正しいもの1つ選びなさい。

  • 1 厚生年金の適用事業所で、正社員として1日8時間、週40時間働いている夫(63歳)の被扶養配偶者である妻(61歳)
  • 2 国民年金の第一号被保険者である夫(40歳)の被扶養配偶者である妻(37歳)
  • 3 厚生年金の適用事業所で、正社員として1日8時間、週40時間働いている妻(25歳)の被扶養配偶者であり、大学生である夫(22歳)
  • 4 国民年金の第一号被保険者である夫(40歳)の妻で、正規雇用の公務員として働いている者(35歳)
  • 5 学生納付特例制度の適用を受けている妻(22歳)の夫で学生である者(22歳)

正答 3

解答解説

  • 1 誤り。国民年金の第3号被保険者になることができるのは、20歳から60歳までの、第2号被保険者の被扶養配偶者です。夫は、第2号被保険者要件を満たしていますが、この妻は61歳なので、国民年金の第3号被保険者になることはできません。この妻が、もし国民年金額の基礎年金部分の受取額を増額したい場合は、60歳以降65歳までの期間、国民年金に加入することができます。
  • 2 誤り。国民年金の第3号被保険者になることができるのは、20歳から60歳までの、第2号被保険者の被扶養配偶者です。この夫は、国民年金の第1号被保険者なので、夫の被扶養配偶者である妻は、国民年金の第1号被保険者になります。
  • 3 正しい。この妻は、厚生年金の適用事業所で正社員として働いているので、第2号被保険者になります。この妻の被扶養配偶者である夫は、第2号被保険者の被扶養配偶者に該当しますから、第3号被保険者になります。
  • 4 誤り。この夫は、国民年金の第1号被保険者であり、この妻は、正規雇用の公務員として働いているので、妻は、夫の被扶養配偶者ではなく、第3号被保険者要件には該当しません。妻自身が厚生年金の被保険者ですから、妻は第2号被保険者になります。
  • 5 誤り。この妻は、学生納付特例を受けている者ですから、第2号被保険者ではありません。この夫は、妻の被扶養配偶者でもありません。ですから、この夫は第3号被保険者要件を満たしておらず、第3号被保険者には該当しません。

 いかがでしたか。年金保険以外の、医療、介護、労災、雇用の各社会保険についても、学習を深めておいてください。

 では、今回の「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」に入っていきましょう。出題基準に沿って、過去問題の出題傾向を分析し、対策をたてていきたいと思います。