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林先生の受験対策講座

林 和美 (はやし かずみ)

合格率が13.1%という超難関のケアマネ試験。この狭き門を突破するためには、ポイントを押さえた効率よい学習が不可欠です。このコーナーでは、「介護支援分野」について、その秘訣をガイドします。
※毎週火曜日更新!

プロフィール林 和美 (はやし かずみ)

国際医療福祉大学医療福祉学部准教授。
研究領域は、ケースマネジメント・高齢者福祉・地域支援ネットワーク。特養、在宅介護支援センター勤務などを経て、教育の場へ。現在は大学でソーシャルワーカー育成に尽力されています。

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第21回 「ケアマネジメント論」4回目

「指定基準」の過去問題と解説

 青い空にモクモクとした入道雲・・・そんな夏はどこへいったのでしょうか? 集中豪雨のため全国各地に被害が相次いでいますが、みなさんの地域はいかがでしょうか?

 さて、甲子園の熱い戦いも終わりますね。甲子園の全国大会に出場するのも大変なのに、1試合1試合にあるドラマは、絶え間ない努力の先にあることを教えてくれます。そして、勝ち誇るチームとは対照的に悔しい思いを胸にした選手にも感動させられます。不断の地道な努力があってことなんですね。
 さぁ、今日も合格に向けての特訓をしますか。
 あっ!! 先週お話ししたように、高校野球をライブで見ているわけではなくて、エピソード付きの解説とともに食事の時間ぐらいにしかテレビはつけていませんからね。さぁ、特訓、特訓!!

 さて過日、私は故郷の図書館に行ってみました。自宅で冷房を効かせての学習もいいですが、あの独特の雰囲気と図書館のにおい、学習室の個人テーブルなどとても懐かしく、そして一生懸命勉強している受験生たちに、心から「頑張れよ」とエールを贈ったりしました。
 みなさんも、仕事が休みの日は、その一日は、図書館で勉強してみたらどうでしょうか、自宅とは違った雰囲気で学習が進むと思いますよ。特訓場所としてのおすすめスポットです。

 さて、先週の指定基準に関する過去問題について2週にわたって簡単な解説をしていますが、今週は第17回・第18回・第19回の問題についての解説をさせていただきます。3年前あたりからこの基準に関する問題もより詳細で具体的な出題となっているのが特徴です。
 そういう意味では、先週解説した過去問題は通常の学習で判断可能なむものですが、どうも3年前からこの基準に関する問題も、他の問題と同様に難問となり、実践的で詳細な問題になってきていることがわかりますね。
 では、その難問となってきた第17回から第19回の問題を解説しますね。

第17回(2014(平成26)年度)

問題19 介護予防サービス計画の作成に関する基準について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 1 原案に位置付けた介護予防サービスの担当者から意見を求める。
  • 2 問題志向型で作成しなければならない。
  • 3 主治医の指示がなければ、介護予防訪問看護を位置付けることはできない。
  • 4 介護予防福祉用具貸与を継続するときは、理由を記載しなければならない。
  • 5 特定介護予防福祉用具販売を位置付けてはならない。

解答  1・3・4 

解説(×のもの)
  • 2 問題志向型ではなく、目標を目指すという「目標志向型」ですね。「指定基準」に規定されています。
  • 5 要支援者についても、その福祉用具の利用の妥当性を検討し、必要な理由を介護予防サービス計画に記載することによって位置づけることができます。

問題20 介護予防支援のためのサービス担当者会議に関する基準について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 1 介護予防福祉用具貸与を利用する場合は、定期的に開催する。
  • 2 新たに介護予防サービス計画原案を作成したときは、必ず開催する。
  • 3 会議の記録は、その開催日から2年間保存しなければならない。
  • 4 利用者が要支援更新認定を受けたときは、やむを得ない場合を除き、開催する。
  • 5 利用者が要支援状態区分の変更の認定を受けたときは、やむを得ない場合を除き、開催する。

解答  2・4・5 

解説(×のもの)
  • 1 介護予防福祉用具貸与を利用する場合であっても、福祉用具貸与の必要性について随時サービス担当者会議を開催すればよいとされています。福祉用具貸与の必要性がサービス担当者会議にて検証されていることが大切です。
  • 3 「指定基準」には、記録の保存は2年間と規定されていますが、いつから2年間なのかということがポイントですね。記録の保存期間は、サービス担当者会議を開催してから2年間ではなく、そのケースが「完結した日から2年間」保存すると規定されています。