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林先生の受験対策講座

林 和美 (はやし かずみ)

合格率が15.6%という超難関のケアマネ試験。この狭き門を突破するためには、ポイントを押さえた効率よい学習が不可欠です。このコーナーでは、「介護支援分野」について、その秘訣をガイドします。
※毎週火曜日更新!

プロフィール林 和美 (はやし かずみ)

国際医療福祉大学医療福祉学部准教授。
研究領域は、ケースマネジメント・高齢者福祉・地域支援ネットワーク。特養、在宅介護支援センター勤務などを経て、教育の場へ。現在は大学でソーシャルワーカー育成に尽力されています。

第2回 介護保険の基本の“木”

4月になりました

 みなさんの職場にも、新しい仲間が意欲満々な感じで登場していませんか?

 緊張しているうえに変なところに力が入って…。誰もがそんな感じですね。

 この3月に私の勤めている大学を卒業した学生たちの「ケアマネジメント論」や「老人福祉論」のレポートには、「将来は先生の話してくださった『本物の』ケアマネジャーに必ずなります」と書かれていました。

 私自身は、1990(平成2)年に在宅介護支援センター配属され、ケースマネージメントに出会いました。ケース支援を通して、1人のニーズが地域を動かし、新しいサービスを創っていくといった、コミュニティを変えていくすばらしさに感動したものでした。

 学生たちに、この古きよきケアマネジメントの事例を話すと、ケアマネジメントの魅力を感じて、「5年後には必ずケアマネジャー試験を受けますので、先生また教えてくださいね」なんて言ってくれるんです。

 この大学に赴任して11年目の春を迎えました。卒業生たちのなかには「けあサポ見てましたよ。そして合格しました!」とうれしい報告や、「先生、やっぱり勉強しないで受けたらダメでした。今年はしっかりやりますから先生お願いします」なんてメールが届いています。

 新しい春、誰もが希望に満ちあふれ「やるぞ!!」と思う時期です。

 さぁ! 合格に向けて意気揚々とスタートしましょう!!

介護支援分野の概要

 10月2日(日)に行われる介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の全60問の試験は、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2科目があります。そして、それぞれの科目ごとに一定の正答率が求められます。特に「介護支援分野」は、合否のカギを握るといわれています。

 「介護支援分野」の内容は、「介護保険制度」と「ケアマネジメント」が主要な項目です。やたらと広範囲な介護保険制度は、法律用語やら、「難しい・長い・わからない」漢字の長文オンパレードなのです。

 もし、もし勉強不足で、10月2日のケアマネジャー試験当日に初めて出会う「法律上の言葉」があったら、もうパニックになって、試験中はその言葉がクルクル頭のなかを駆け巡ることもあるでしょう。

 この介護保険制度をどう理解するか…。

 私は、制度の大枠である概要を理解し、それぞれの関係性をとらえていくという覚え方が必要だと思っています。つまり「森を見てから、木を見る」勉強が大切なのです。