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福祉マイスターへの道 毎日更新

認知症とくすり

【Q】
 利用者のなかには、なかなか薬を飲んでいただけない方がおられて困るのですが、何かいい方法はありませんか。

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【A】

 確かに服薬を拒否される方は結構おられますね。その理由は、自分は病気と思っていない、飲み込むのに時間がかかる、飲み込めない・飲み込みにくい、水をこぼしてしまう、などさまざまです。
 そこで、服薬を工夫することが求められます。
 まずは、1日1回の薬にする、1包化にすることです。
 すなわち、できるだけ簡単にすることです。
 簡単にすれば、服薬介助の時間が効率化し、誤薬や配薬のミスが少なくなります。
 そして、抗認知症薬では、正しく飲んでいただくためにさまざまな剤型が考えられています。

 OD錠:口腔内崩壊錠。水なしで飲める
 細粒:錠剤が苦手な利用者に
 ゼリー・内用液:錠剤の苦手な人、拒薬する人
 パッチ剤:嚥下障害のある人、拒薬する人

 その人に一番適した剤型を調剤してもらうというのは、大切なことです。
 いくらいい薬を処方してもらっても、飲んでいただけないと意味がありませんからね。服薬の現場の声を薬剤師や医師に伝える...。それは介護職の大きな役目でもあります。


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