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福祉マイスターへの道 毎日更新

先輩に何を質問したらよいのかわかりません……

【Q】
 先輩は仕事について丁寧に教えてくれ、「わからないことは何でも聞いてくれ」と言ってくれます。しかし、新人である自分はそもそも何を聞いたらよいのかわからず、困っています。

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【A】

 まず、職場の各部署や各職種の役割に目を向けてみましょう。それぞれがどのような役割分担になっているのか、部署名や職種名からわかる範囲だけでなく、その組織独特のやり方があるかもしれません。また、各職種がどんなチームを組んで対応にあたっているのか、その動き方を理解しておくことも重要です。
 このような実際に行っていることの意味や目的などは、ぜひ先輩などに尋ねてみましょう。仕事で困ったときの相談先や問い合わせ先、物事を進めるときの話し合いや決定の仕方など、先輩だからこそわかることを教えてくれるかもしれません。
 また、一人の利用者の支援プロセスを理解しようという視点をもつこともよいでしょう。ある利用者が相談に来たり、サービスの利用が始まったりしたときに、まずどの部署・職種が対応し、次にどこに引き継ぎ、そしてどのような過程を踏んでニーズを充足していくかを考えてみるのです。定型的なプロセスだけでなく、その組織、その部署なりのやり方や連絡・調整の仕方、判断の基準など、独自のものがあるはずです。そのようなことを聞いてみるのもよいでしょう。


出典:神山裕美・木戸宣子『対人援助・生活相談サポートブック』、中央法規出版、2008年


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