ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

経管栄養、高浸透圧、乳糖不耐症、嵌入便

【Q】
 経管栄養で下痢が続くんですが。

続きを読む

【A】

(1)栄養剤の投与速度が速い
 通過時間が速く、消化が追いついていない状態です。
(2)浸透圧が高い
 栄養剤を吸収できないばかりか、逆に、腸壁から栄養剤に水分が取られ、下痢となります。
(3)温度が冷たい
 温度刺激で下痢となっています。
(4)乳糖不耐症
 乳糖の酵素がなく、消化できず、下痢となっている可能性があります。
(5)細菌汚染
 器材の管理が悪く、細菌感染を起こしている可能性があります。
(6)食物繊維不足
 繊維不足のため、便性が固まらず、下痢となっている可能性があります。
(7)脂質含有量が多い
 脂質の吸収ができないと下痢になります。
(8)量が多い
 吸収できない量だと下痢をします。
(9)嵌入便
 直腸に便が溜まっており、出せずに、一部が下痢として出ている可能性があります。

出典:西村かおる著、『アセスメントに基づく排便ケア』、中央法規出版、2008年


ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books