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福祉マイスターへの道 毎日更新

食事の記録

【Q】
 「食事の記録」では、何をどのように書いたらいいか教えてください。

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【A】
 食事の記録は、栄養のバランスや嚥下機能の状態を把握したり、誤嚥などの事故を防いだりする目的があります。また、食事の記録によって、利用者の好みを把握し、食べる楽しみや喜びにつなげることができる場合もあります。

食事の記録は、次のような点に注目して書くとよいでしょう。
(1)食欲、食べ方、食べた量、食事中の表情
(2)周囲の人とのかかわり
(3)健康状態の変化、身体状況の変化
(4)口腔内の状態
(5)嚥下機能の状態
(6)好み(味付け、大きさ、固さ、香りなど)
(7)食事の環境 など

 食事は、生活の基本であるため、食事の場面で気づいたことは必ず記録し、支援の内容や方法について検討する際に役立てましょう。特に、健康状態について気になった点は、正確に記録し、医療関係者に伝えることで、状況の悪化やADLの低下を防ぐことができます。

出典:NPO法人Uビジョン研究所編『介護記録の書き方・読み方・活かし方 記録をケアの質につなげるために』中央法規出版、2009年


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