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生活支援サービスの購入とは?~(5)「福祉」との呼称を終えるときかも?

(5)「福祉」との呼称を終えるときかも?

 介護系の支援サービスは、そもそもは経済的な支援の側面をもって登場したために弱者対策との意識が強く、福祉施策として提供された経緯があります。そのため、「施し」を受けたくないとの意識や、また福祉なら広がりがあって当然との意識も生まれます。こうした意識を明確に変更せずに、介護を保険制度として消費財の購入という形をとったことから混乱も伴ってきました(保険制度にしたことで、広がりあるサービスとなったことは確かです)。

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 制度施行から10年の歳月が経って、数多くの民間事業者がサービスを提供する時代になったいま、「福祉」とのイメージそのものを変えていく必要があるのではないでしょうか。介護同様の対人援助系のサービスにおいては、これら全てに福祉的要素が伴っていますが、そこに福祉のラベルは貼られていません。福祉的な側面も当然のこととして折り込みながら、必要に応じてその専門職につなぐ形をとっています。誰もが要介護状態になる可能性のある時代においては、介護系のサービスも医療と同様な扱いとし、事業者が福祉ミッションを特化して提示するならば、それだけのことを実行することを前提に社会福祉法人として税制面で評価される(入所系サービスに限定せずに)、そのような時代になってきていると思うのですが。


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