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福祉マイスターへの道 毎日更新

社会福祉士の独立営業とは? ~独立型社会福祉士の活動3~

◆相談者の心理を推し量る対応を

 独立して事業を営む場合に、社会福祉士の専門性はどうやって発揮されるのでしょうか? もちろん必要な法的知識もありますが、そもそも専門性が問われるのは相談支援のあり方にあるのではないでしょうか。ですが、どのように利用者の相談に応じたらよいのか、戸惑うこともあります。相談の種類・内容によって異なるものですが、相談したい人の心理には一定の傾向があるようです。日本社会福祉士会のホームページには、以下のような相談の種別が掲載されています。

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事業所のサービスのレベルを向上させたいが、相談できる専門家を探したい。
これから長期にわたって、多くの方面から支援してもらわないといけないが、全体の中心になって設計してくれる人が欲しい。
判断能力が不十分になっているため、悪徳業者にお金を持っていかれるなど困っている。
判断能力が不十分になっているため、必要だと思われるサービスを拒んで利用しようとしない。
役所や相談機関などいろいろなところへ行ってみたが、なかなか対応してもらえない。
家族から虐待されているようで、よく顔や手に傷を作っている。
公的な制度の対象にならないので、どこからも支援が受けられない。
地域のサービスだけでは、十分な支援がしてもらえない。
学校が保護者とのトラブルが多く困っている。子どもへの影響もあるのでどう対応したらよいか。
団体で研修会を企画しているが、専門的に話してくれる講師を探したい。

 こうした相談者の相談に頼ろうとする心理を推し量りながら、対応していくことが求められています。なかには人間不信に陥っているなかで、なんとか相談をしてみたといった人もいます。傾聴の姿勢から始まり、根気良く対応していくことがまず大切なのでしょう。


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