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福祉マイスターへの道 毎日更新

他の職員の協力

【Q】
私が一生懸命利用者に何かしてあげようと提案しても、他のスタッフが協力的でないため、何だか空回りしてしまいます。

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【A】
 一人で抱え込んでしまうと、必ず疲れてしまいます。各職員が利用者と「一人ひとり向き合う」という意識は必要ですが、「私が○○しなければならない」という意識は捨ててください。確かに「寄り添う」ことは大切ですが、「いつも寄り添っているから、それは良いケア」だとは限りません。特に「ユニットの中で何とかしよう」という意識が出がちで解決策が見つからず、悪循環に陥ってしまうことが多々あります。
 その解決策として、「職員全体で介護をしている」ということを施設の方針として、情報を提供する場や方法を決定しておきましょう。そして、最低限現場のニーズを大切にするために、職員全体で緊急時も含め、「どのような場面で」「どんなケアをするのか」ということを決定しておきましょう。
 職員の「個別性を生かす」ことは「個人プレー」とは違います。個別性はあって当たり前ですし、むしろそれが魅力ですが、「チームで関わってこそ、個別ケアができる」ことを忘れないようにしましょう。

出典:介護専門職の総合情報誌『おはよう21』2005年6月号、中央法規出版


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