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福祉マイスターへの道 毎日更新

フットサポートを踏み台にして大丈夫?

【Q】
 高齢のため足腰が弱く、認知症もあるCさんは、外出の際には車いす介助が欠かせません。ある日、ボランティアによる昼食会の会場で、ヘルパーが車いすからテーブル席へとCさんを移乗させようとしたところ、ヘルパーの携帯電話が鳴りました。
 ヘルパーはいったん手を止めて電話に対応していましたが、2~3分も話したころでしょうか。突然、Cさんがフットサポートに足を置いたまま立ち上がろうとし、車いすごと前のめりに……。テーブルに手をついて事なきを得ましたが、危うく転倒事故につながるところでした。

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【A】
 車いすは、そもそも移動の道具です。基本的に、目的の場所に移動したら速やかに、安全・安楽ないすに移動させるよう心がけてください。長時間の車いす使用は利用者に負担を与え、車いすからずり落ちるといった事故や褥瘡をつくる原因にもなりかねません。

出典:介護専門職の総合情報誌『おはよう21』


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