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レビー小体型認知症の人とのコミュニケーション

【Q】
 レビー小体型認知症の人とのコミュニケーションのポイントについて教えてください。

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【A】
 レビー小体型認知症の代表的な症状としては、幻視やパーキンソン病の症状、抑うつ気分が挙げられます。
 認知機能やBPSDの変動に対しては、「症状が変わる」ことを念頭に置いて接することが大切です。てきぱきと動いて調子がよさそうなときは積極的にリハビリテーションを試みたり、会話の時間をもちましょう。
 一方で、ボーッとして動かなかったり、険しい表情で暴言を吐いたりするときは、ちょっと離れたところから様子を観察します。無理に暴言をいさめようとすると、かえってエスカレートすることが多いものです。症状が変動するということは、悪い状態もしばらく待てば自然と良い状態に戻るということです。
 幻視については、本人にはリアルな現実なので、あからさまに否定することは避けましょう。「それは怖かったですねえ」「大丈夫、今はいませんよ」など、幻視の世界を共感します。

出典:飯干紀代子『認知症の人とのコミュニケーション 感情と行動を理解するためのアプローチ』中央法規出版、2011年


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