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福祉マイスターへの道 毎日更新

「質問力」の磨き方(3)

【Q】
 利用者や家族から的確に情報を得るために「質問をする力」を高めたいと思っています。どのようにトレーニングをすればよいのでしょう。

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【A】
 対人援助職者にとって「質問をする力(質問力)」を身につけることは、仕事の質を高めていく上で欠かすことができない要素です。
質問力に磨きをかける第3の方法は「日常的に質問力を使いこなす」ことです。質問力を磨く場は、利用者や家族との面接の場だけではありません。仕事の関係者や友人・家族との会話など、日常生活の中で「使いこなす」ことで、「使い慣れる」ことが大切です。

(1)仕事のなかで質問力を磨く
 例「仕事の進め方で工夫できることはどのようなことがあるでしょう?」
 例「○○の専門職として、このケースをどのようにお考えですか?」
 例「○○事業所さんでは、Aさんは午後のアクティビティではどのようにすごされていますか?」
 例「82歳の○○さんの行動から、いまでも息子さんに感謝されていることはなんだと思われますか?」
 例「○○さんに私たちのチームが在宅で支援できることはなんですか?」
(2)日常会話で質問力を磨く
例「○○を見たとき、どんな気持ちだった?」
例「○○のことについて、よかったら本音を聞かせてくれる?」
例「それは大変だったね。それで○○はどうやって乗り越えたの?」
例「○○を仕入れる際に、プロはどういう目利きをするのですか?」

出典:高室成幸著『ケアマネジャーの質問力』中央法規出版、2009年


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