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面接でのアセスメントのしかた(7)

【Q】
 面接を通じて利用者のことを深く理解したいと思うのですが、うまく質問することができません。面接でのアセスメントのしかたについてヒントを教えてください。

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【A】
 対人援助職者にとって「質問をする力(質問力)」を身につけることは、仕事の質を高めていく上で欠かすことができない要素です。
今回は「ADL」について考えていきます。
 日常生活動作であるADLは男女の区別なく共通に行う「生活行為」です。アセスメントにあたり正確に把握することが重要です。

(1)移動
 例「○○に行くにはどのような方法なら安心して移動できますか?」
 例「いつ頃から移動するのが面倒になってきましたか?」
(2)食べる
 例「いままでおいしかった料理にはどのようなものがありますか?」
 例「○○さんにとってどのような料理がなつかしいですか?」
(3)排泄
 例「トイレでしづらいと感じるのはどのようなことですか?」
 例「ご家族やヘルパーにどのようなお手伝いを望まれますか?」
(4)入浴
 例「どのような順番でどのように洗うのがお好みですか?」
(5)整容・着替え
 例「着替えでやりづらくおっくうに感じるのはどのようなときですか?」
 例「いまの季節、着てみたいお好みの服はどのようなものですか?」
(6)体調、睡眠、水分
 例「ここ1週間、身体のだるさ(痛み、むくみ)はいかがですか?」
 例「1日、何回くらいお茶やお水を飲まれていますか?」

出典:高室成幸著『ケアマネジャーの質問力』中央法規出版、2009年


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