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福祉マイスターへの道 毎日更新

入居者主体の記録とは

【Q】
 入居者を主体とした記録の書き方について教えてください。

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【A】
 今までの記録は、ケアの視点が課題解決型であったため、必然的に記録に求める価値が「日々の暮らし」から離れたことに偏り、身体的な異変や突発事故など、生命にかかわる内容を記録するものと認識されていました。
 しかし、入居者の日々の暮らしは劇的な変動が少なく、緩やかな変化です。この緩やかな変化を見落とさず、しっかりと次に引き継ぐことを念頭に置いて介護することで、入居者は自分らしいスタイルで暮らしを送っていただけるのではないでしょうか。
 この視点を持つ備えていれば、記録によくみられる「特になし」「特変なし」は、本当に「特変なし」なのかどうかに気づくはずです。「特変」を身体的なことに限定せず、1日24時間の暮らしのなかでの出来事ととらえると、何かしらの変化があったことに気づくでしょう。

出典:秋葉都子編著『ユニットケアで暮らしをつくる』中央法規出版、2011年


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