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福祉マイスターへの道 毎日更新

ケアマネジャーと医師との連携(4) 困難事例を作りださないために

【Q】
 ケアマネジャーの視点や態度が「困難事例」を作り出すこともあると言われます。どのようなことに注意すれば、“困難”にすることを防げるのでしょうか?

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【A】
 虐待が問題化していた母と子が、親子喧嘩をピタリとやめ、いたわりの言葉をかけ合いながらニコニコと暮らす。社会的な交わりを避けるように生きてきた利用者が、認知症になったとたんにデイサービスに出かけ、他の利用者たちと歌い、笑い、楽しい一日を過ごす――。というように、あまりにも現実離れした「ゴール」を設定しているケースはないでしょうか。解決が難しいから“困難事例”なのだとすれば、ゴールを解決可能なレベルまで下げることで困難ではなくなることもあるのです。
 今の状態よりもほんの少しよくなるゴール。そんなゴール設定であれば、その手立てはがぜん見つけやすくなります。「少しだけよくなるゴールの設定」は、“困難事例”の有力な解法といえるでしょう。

出典:月刊『ケアマネジャー』2009年9月号、中央法規出版


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