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福祉マイスターへの道 毎日更新

10代の親への初期対応

【Q】
 10代の親を支援する際のポイントを教えてください。

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【A】
 10代で親になる場合は、把握時の初期対応が重要になります。インテーク内容としては、妊娠の経緯、詳しい家族関係の聴取、戸籍や現住所の確認、生育歴の把握、相手の男性は誰か、家族機能のアセスメント、どこで出産するのか、育てる気持ちがあるのかどうか、支援者の有無、経済の問題、婚姻の予定の有無など、支援に必要な情報を、信頼関係をつくりながら聴取します。
 10代の親は経済的な不安定さを抱えていることが多いので、妊婦検診の費用、出産費用、準備する分娩出産物品など、お金がないから受診や用意ができないということもあり得ます。援助者は、行政で支援できるサービスメニューをできるだけ活用して、妊婦無料受診券、保健指導票の発行、費用の安い分娩機関などを紹介してそれらを活用し、出産後も医療機関と連携できるように、きめ細かに支援すべきです。

出典:徳永雅子著『子ども虐待の予防とネットワーク―親子の支援と対応の手引き』中央法規出版、2007年


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