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福祉マイスターへの道 毎日更新

アセスメントツールについて

【Q】
 アセスメントツールにはいろいろなものがあって、どれがいいのかよくわかりません。それぞれの特徴を教えてください。

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【A】
 ケアマネジャーが使っている代表的なアセスメントツールが以下のようなものです。ご質問のとおり、それぞれに特徴があるので、なにが自分に必要かを考えると適したものが見えてくると思います。
1.MDS-HC
 在宅ケア機関が、高齢者の機能面、健康面、家族の支援およびサービスの各断面を包括的に把握できるよう工夫されている。
2.包括的自立支援プログラム(三団体ケアプラン研究会方式)
 同プログラムは、高齢者介護サービス体制整備事業のシステムに組み込まれており、ケアチェック表は要介護認定の基礎データとなる。介護サービス調査表との連動を規定した内容。記入に時間がかからない。
3.ケアマネジメント実践記録方式(日本社会福祉士会方式)
 在宅にわたる生活全般にわたって詳細。介護をめぐる家族・親族関係、近隣・知人などからの援助の可能性等、インフォーマルな介護者についても、総合的にアセスメントできる。
4.日本介護福祉士会方式(生活7領域から考える自立支援アセスメント)
 アセスメントの中核となる用紙の記入項目が「現状・状態・本人の対処」「本人の望み・意識・関心」「本人が行う際の困窮度予想」等、利用者の意思や価値観を大切に考え、ニーズを把握することに頂点が置かれている。
5.日本訪問看護振興財団方式
 在宅療養者などを対象とし、在宅医療処置等、訪問看護領域を充実させている。
6.居宅サービス計画ガイドライン
 生活全般部分のアセスメントとケア部分のアセスメントを踏まえて、要援助の内容を導き出し、居宅サービス計画の作成を行う。

出典:能本 守康著『改訂 初めて学ぶケアマネジメントテキスト』中央法規出版、2009年


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