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福祉マイスターへの道 毎日更新

レクリエーションのリスクマネジメント

【Q】
 レクリエーションを実施中、たまに転倒する利用者がいます。こうしたリスクをどのように考えてプログラムを立てればいいのでしょうか?

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【A】

 レクリエーションの提供中に多い事故は、転倒です。転倒は骨折を引き起こしやすく、注意が必要です。そのため、転倒に関しては、発生を予防すること、転倒しても骨折しにくい環境づくりが必要となります。同時に、救急処置なども含めた転倒発生時の対応策も立てておかなければなりません。ですから、個人の機能と、そのプログラムがもつ危険性の把握が、リスクマネジメントとなります。
 リスクマネジメントでは、事故の内容にかかわらず、事故予防(転倒予防など)と、その事故から起こる事象の予防(骨折予防など)、発生時の対応方法(骨折時の対応など)を決めておく必要があります(事故によっては、事故予防一発生時対応の2段階に分かれることもあります)。さまざまな場合を想定し、人数やに隊形、ルールなどの工夫を凝らしましょう。
 また、転倒やけがなどの身体面リスクだけでなく、悪口、口げんかなど精神面での事故も多いので、精神面に対するリスクマネジメントも必要となります。ひやりハットの情報交換を密にし、事故発生の予防に努めましょう。


出典:妹尾 弘幸著 『一人ひとりが輝く レクリエーション・プログラム』 中央法規出版、2007年

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