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福祉マイスターへの道 毎日更新

レクリエーションにおける職員の思い

【Q】
 レクリエーションに対する職員の考え方や思いがバラバラで、何が目的なのかわからなくなっています。

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【A】
目的をはっきりさせ、共有しましょう
 介護におけるレクリエーションの考え方には、大きく2種類あります。
 一つは、「手段として考える」ことです。手段としてレクリエーションを考えるということは、ある目標が別に設定されていて、レクリエーションを実施することで目標の達成に役立つことを意味します。
 もう一つの考え方は、「レクリエーションを、本人の活動の目的とする」ことです。
職員間の考え方を統一するには、どちらの目的でレクリエーションを提供しているのかを、利用者ごとにはっきりさせ、それを共有することです。
 同時に、レクリエーションの範囲も職員によって異なるようです。レクリエーションは単なる集団ゲームではありません。会話や脳トレ、囲碁、テレビ鑑賞、昼寝を楽しんだり、買い物や旅行に行ったりすることもレクリエーション活動です。
 また、個別ケア同様、レクリエーションも「個別」でなければいけません。これは、マンツーマンで行うということではなく、一人ひとりに合った「個別の支援プログラム」を立案し、提供する必要があるということです。手段は個人でも集団でもかまいません。


出典:妹尾 弘幸著 『一人ひとりが輝く レクリエーション・プログラム』 中央法規出版、2007年

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