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和田行男の「婆さんとともに」

2011年10月11日 和田さん

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 今日の僕は56歳になりましたが、職業を変えたわけでも、出家したわけでもありません。

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 ツレの結婚式に出るためにスキンヘッドにした。
 なぜスキンヘッドなのか?
 ツレに「こじんまりするな!常にチャレンジや!」って和田さん流に伝えたかったから。
 それを伝えるために2つの方法が描けた。
 ひとつはドレス姿。もうひとつがスキンヘッド。
 ドレスは、ツレの嫁候補(当時)から「私より目立たないでね」って言われ、僕の連れあいからは「それだけは…」と言われて白紙に。
 でもスキンヘッドは連れあいから「いいんじゃない」って言ってもらえたので実行した。
 僕にとってはどちらでもOK。
 生涯に一度だけスキンヘッドをしたいと常々その機会をうかがっていた僕にとって、その貴重な一度を使うには申し分のない動機とツレである。
 これは十二分に伝わったと思う。
 産まれて初めての体験はいろんな新発見・再発見がある。
 スキンヘッドにしてわかったのは、当たり前のことだが、人は身なりで憶えていること。ほとんどの人がすれ違っても隣に座ってもわからなかった。
 特にグラサンをかけると

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 寄りつくのも嫌がるようで、目をそ向けられる。
 結婚式の次の日に出席した仲間の会社の記念パーティーには、お遊びでスーツにグラサンだったからなおさら。
 スーツ姿も珍しけりゃ、頭はスキン、グラサンだからね。わからないのは当たり前で、婆さんが、目の前の景色が変わればとまどうのも当たり前である。

 他にもスキンヘッドにしてわかったことがある。

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 それは自分の頭に「川の文字」があること。
 いつどこでどのような過程でできなのかは全く分からないが、こうして写真をとってみて、触ってみて、56年目にして初めてわかった。

 風の冷たさ、陽の暑さもよくわかる。
 翌日にはもうスキン状態はなくなり、毛が伸びてざらざらになっていた。今日で3日目だが、もう坊主頭でしかない。
 これからしばらくは僕のことを知っている人たちに「えー!!!!」って思われる日が続くだろう。でもそれも半年くらい、いや3か月くらいしかないかもしれないが、楽しませていただきます。
 もうひとつわかったことは、仲間たちが口々に「懺悔?」「何をしたんや」って言ってくれたこと。
 これもこれまで散々悪さをしてきたことの現れかとは思うが、仲間たちが僕のような者のことを心配してくれることはよくわかった。ありがたいことだ。
 恐れずに声をかけてや。これからもよろしく!


コメント


やりましたね!
念願のスキンおめでとうございます。
わたしも初の女一人旅in石垣から帰ってきて、価値観が変わりました。
八重山諸島はよいところでした~是非とも経験していただきたいです。
特に竹富島のコンドイビーチ、波照間島のニシ浜は驚きの美しさです。


投稿者: ねむりねこ | 2011年10月11日 16:35

やりましたねぇ~
尊敬の念を抱きました・・・。私も一度はスキンヘッドにしたいと人生のパートナーに、言ってるのですが、許可がおりず・・・。
今日も、キャラバンメイトの講師役として自分なりの社会貢献をしてきました。そして、今日もまた一つ自分の未熟さを知りました。この世界に飛び込んで14年、和田さんの大逆転の本に出会い、自分の価値観に勇気付けられました。しかし、いつの日かそれに甘んじて自分語ではなく和田語を話している自分を恥ずかしく・・・この場を借りて、謝罪します。今日まで、私の話を聞いてこられた、皆様、ごめんなさい。

明日からは、自分語で語り、自分語で向き合います。

以上、独語でした(+o+)


投稿者: 博一 | 2011年10月11日 22:11

ねむりねこさんへ

 次回はぜひ新城島へ行ってみて、話を聞いてみてください。大切なものは何かが見えてきますよ。
 早々のコメント、ありがとうございました。スキンヘッドにはたくさんの方々からコメントをいただいています。インパクトありありありです。


投稿者: わだゆきお | 2011年10月12日 08:16

博一さんへ

和田行男っていう人の功罪がありますが、和田行男が『自分のスタイルでいいんや』ってたくさんの人に思わせたのは功だよ!ってめちゃ著名な人に言われたことがあります。
和田行男的思考で言わせてもらえば、『博一さん、誰に謝ることがありますか。それも通過点ですから』ですね。
今の僕は頭寒足熱でバッチリですよ。ハハハ


投稿者: わだゆきお | 2011年10月13日 15:06

 毎週楽しみにして見ています。
やりましたね!11月に北海道にいらっしゃるとの事ですが、寒いですから帽子着用をお勧めします。股引きもあった方が…事業者対象なのでヒラ職員の私は出ることが出来ないのが残念(涙)
また北海道に来る機会があったら嬉しいです。
 私も女にしては髪が短い方です。その分言葉遣いや表情、気配りの仕方を女性らしくしようと心掛けています。


投稿者: みき | 2011年10月13日 22:51

和田さん
新城島、教えて下さりありがとうございます。
調べていたら泣けてきました。
宿泊が難しそうで残念ですが、日帰りでも行こうと思います。


投稿者: ねむりねこ | 2011年10月17日 01:48

2,3日前に雪虫が飛びました。
11月は雪が降るかも知れません。防寒対策を!


投稿者: みき | 2011年10月21日 21:19

みきさんへ

 お気づかいありがとう
 確かに頭から風邪ひきそうです。ハハハ
 しかも乾燥して痒いのなんのって・・・
 頭に保湿が必要だなんてこの年齢になって頭剃るまでわからなかったです。ハハハ


投稿者: わだゆきお | 2011年10月25日 12:21

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
和田 行男
(わだ ゆきお)
高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。

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