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辻川泰史の「介護事業所運営のコツ、教えます」

仕事のやりがいは?

 先週の2月14日は、徳島でセミナーでした。あいにくの大雪で飛行機が欠航となり、東京に戻ることができませんでした。当社でも、3つの事業所のうち2つの事業所がお休みになりました。大雪の中、送迎など大きな遅延もありましたが、無事に終了することができました。
 こういった悪天候でも、独居の利用者は介護サービスを必要としています。ですから、使命感をもって頑張ってくれる介護職員が、当社だけでなく数多くいます。もっと評価される業界にしなくてはいけないと感じました。

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 先日の面接でのことです。その人は20歳代前半の女性でした。
 面接では、前職や趣味などを尋ねました。面接の終盤、私は「何か質問はありますか?」と聞きました。その女性は「手当ては?」と答えたのです。
 もちろん、働く上で給与は大切です。しかし、HPや求人票に記載してあるので、事前に確認すべきだと思います。いろいろな会社があるので不安な気持ちもあったのでしょうが、今後、自分が数年間を過ごす職場で最初に聞く質問が賃金とは、少し寂しく感じます。
 働く意味について「ただ給与を得る」ことが第一の目的になってしまうのは寂しく感じます。状況によっては、経済的な理由から目先の金銭で動いてしまうのはやむを得ないかもしれません。ただ、今の状況を脱したいと思い、10000円前後の差で就職先を選んでも、自分の環境の悪循環を脱することはできないかと思います。
 会社は自分の居場所。自分の重要度を高められる場所。自分の生き方を体現する場所。私自身はそう感じています。「福祉は気持ち」という言葉で、職員の給与を安く設定しようとは思いません。自分のやりがいを感じ、成長でき、それに比例し給与面も上がっていく環境をさらに整備していこうと思います。


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プロフィール
辻川 泰史
(つじかわ やすし)
1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/
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