ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

「連載300号」を記念して

連載が何号目かなどは、皆さんにはあまり関係のないことでしょうが、小生にとっては感慨深い300号目となりました。

振り返れば6年以上前のこと。あれから数えて、もう300合目になろうとは……
(あれ?「300号」と書くつもりが「300合」と、パソコンがうれしい間違いをしてくれました。なるほど、富士山を登るがごとくの歩みではありましたね)

続きを読む

なにしろ、なにしろ300号です。

最初にブログを始めた頃は、どのようなリアクションがあるかが毎日心配でした。全くの音信不通だと、誰も読んでくれていないのだと落ち込み、返信があるだけでうれしいものでした。

そして6年が過ぎ、現在は返信がなくとも(笑)、淡々と書きつづけるという「無心の境地(?)」に至った感があります。
(とはいっても、全国の研修会場などで、「いつも読んでいます」という声を聞くことも多いので、「読んでいただいている」という実感は持っています)

ブログを始めたことで、自分が何を書きたいのか、何を考えているのかの振り返りが習慣化できました。そしてそれは、完全に私の週間スケジュールとして定着しています。


※一昨日の大田区の研修会場でも、「ブログ、いつも読んでいます!」との感想をいただきました。
13.2.20-1.gif


さて、ここで少し振り返ってみると、“たかむろ的ソーシャルメディア戦略”(こりゃ大げさですね)は、「メルマガ→ブログ→フェイスブック」という流れでここまできました。

メルマガの次はツイッター、という方もいらっしゃると思いますが、私はこれだけはやりませんでした。何しろ文字数に制限があるというのが、惹かれなかった原因の1つかもしれません。
それと匿名性。どこのどなたがつぶやいているかがわからないと、今ひとつ、ピンとこないのです。

思えばケアマネの皆さんも、ネットからの情報ゲットが普通になりましたね。これもパソコンだけでなく、携帯やスマホでアクセスできるようになったおかげです。

日進月歩といいますが、ITの進み方は特に驚きです。
電子ブックも、iPadミニの普及でさらに拍車がかかり、情報共有ツールとして地域包括ケアの武器になるのではと、期待されるレベルになっていますから。


来週は、301号となります。

私のブログは、他の執筆陣とは異なり、本当に肩の力を入れずに書いている時があります(前回の「多職種連携」は力が入りましたがね(^_^;))。
まだまだ“タカムロ調”が板につかないところがありますが、まあそれもよかろうと思い、まずは気の向くまま、風の向くままに、「つれづれなるまま」(徒然草より)書き続けようと思っています。

ご感想メール、お待ちしています<(_ _)>


【ムロさんの写メ日記】


杉並区ケアマネジャー連絡会「その人らしさに着目したコミュニケーション力~その人から始まるその人との出会い~」。
杉並区の研修会は初めてでした。
13.2.20-2.gif

長野県介護支援専門員協会上伊那・飯伊支部「モチベーションアップとメンタルマネジメント」。
会場は駒ケ根市。前日は大雪で、皆さん本当にお疲れ様でした。
13.2.20-3.gif

大田区福祉部介護保険課「ケアプラン点検セミナー(中級~上級編)」。
会場は池上本門寺そばの「池上会館」。この日は超寒く、雪が降る中での研修会となりました。
13.2.20-4.gif


今週のメールマガジン「元気いっぱい」第368号(無料)は「時代をさらり~川柳は皮肉満載!~」(木曜日配信)です。メルマガは随時登録受付中です。
ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。
Facebook始めました!(^^)!


コメント


高室先生の講義は何度か受けさせていただきました。島根県では常連の講師のおひとりですから。そして、ブログも毎回ありがたくチェックさせてもらっております。ブログと同様先生の研修はまったく眠くならずに引き込まれるように受講していて、気づけばもう終わり・・・という感じです。自分の癖や力量を思い知らされることばかりで、いつも感謝です。自分のような受講生が全国にどれだけの数いるのだろうと、いつも研修風景の写真を見て思うのですが、ところで、これだけ研修をされていて、現場のケアマネさんたちのレベルは上がっていると感じられますか。周りの様子をうかがうに、大してレベルアップしているようには思えないんですが・・・。頭でっかちが増えて実践力が上がっているのかどうか。その辺の先生の手ごたえを聞かせてください。


投稿者: どんちっち | 2013年02月20日 14:28

どんちっちさんへ

 返信が遅くなり失礼をしました。島根県は超おなじみの県のひとつです。もう5回以上受けられましたか?今回も熱心に参加できたとのこと、うれしく思います。

 さて、ご指摘の「ケアマネジャーのレベル」の件です。そうですね・・・力がついていますよ。レベルが上がっている人が昇進していることに出会いますからね。施設長など組織の要職に抜擢されているんですね。これは大変いいことです。

 では現場は・・・やはり1~5年の方が多いですね。10年以上のベテランは1割弱でしょうか。
 ではなぜなかなかレベルが上がらないか・・・私の問題意識は、現場に出てからの自己成長の手法を知らない人が多いのではないか、ということです。
(※研修会などに参加される方はまだいいほう。滅多に来ない閉じこもりケアマネさんが心配です(>_<))

 ということで月刊ケアマネジャーの次の連載は「自分育て術」です。ご指摘のようにレベルが大して上がっていない人もいますが、着実に力をつけている人もいます。まずはそんな人たちも取材しながら連載を始めます。乞う、ご期待ください!(^^)!


投稿者: たかむろ | 2013年02月27日 09:24

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
3172.jpg


bn_caretown.jpg
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books