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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

研修会場の備品たち

私は、年間にして120回~150回近くの研修会に呼ばれます。
かつては年間200回近くの時もあったのですが、さすがに寄る年波には勝てず、きつくなってきましたので(^_^;)、いくぶん回数は減らしています。それでも多い時には、8日間連続ということもあります。

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私の基本スケジュールは、1週間に3~4日間が研修、1日が事務作業・資料づくり、2日が原稿執筆&休暇となっています。

しかし、これはあくまで当方の都合。主催者の方と相談をしながら研修の日程は決めていくのですが、気がつくとオセロゲームのように、研修日が10日間並んだこともあります(>_<)。

これまでは、体力的にはちょっときつくても、皆さんからの熱心なお声にお引き受けしてきましたが、現在は、もし体調を崩したことを想定するとこれはさすがにマズイと思い、連続5日間以上はなるべく控えるようにしています。


さて今回は、いろんな会場で研修等を行っている経験から、会場設営のことについて書きたいと思います。
私は、基本、ホワイトボード派ではなく、パワーポイント派なので、必ずプロジェクターは用意してもらっています。

プロジェクターで大切なのは、解像度といわれるものです。プロジェクターでは、会場据え付けのものがありますが、これは会館の歴史と同じくらいのものが多く、結構苦労することがあります。
10年以上前のプロジェクターは、1200LM(単位:ルーメン)が多いため、全体的に暗く、会場の照明をつけるとスクリーンが白くなってしまいます。

ところが、です。

ここ1~2年、プロジェクターは進化し、なんと2800LMのものが登場しました。値段も10万円を切るというから驚きです。これだと、会場照明がついていようが、しっかりくっきり文字が読めます。会場が大きいと、インパクトもとても大きくなります。

ちなみに、私の研修はレジュメの「書き込み式」を採用しているので、手元が暗いと研修の進行にも影響します。
だから室内の照明も、その時のプロジェクターの明度に合わせて調整してもらっています。

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次にスクリーンです。
簡易式で、移動が可能なスクリーンは多く使われていますが、100人を超す人数の場合には、後ろの方はちょっと見えにくくなるので、言葉でより丁寧に話すようにしています。
ただし、会館などが会場だと、スクリーンが大きいので、安心して大写しすることができます。

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そしてホワイトボード。
ホワイトボードで困るのは、次の5点です。
・マーカーの先が潰れている
・マーカーの線が細い
・マーカーが渇いてしまい書けない
・マーカーにインクを補充し過ぎて液漏れがする
・マーカーの色が黒・赤しかない

ホワイトボードを使う場合には、まずこのあたりを確認するようにしています。先日、ある会場では、液漏れがして大変でした……(>_<)。

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先週行った岩手県釜石市&大槌町地域包括支援センター職員研修では、ストーブが登場しました。
この手の石油ストーブは、全体を暖めてくれるのでとてもありがたいですね。何より温風でなく「炎」が見えるだけで、何だかホッとするような……(^_^;)。

これも大切な備品の一つですね。

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【ムロさんの写メ日記】


上述の岩手県釜石市&大槌町地域包括支援センター職員研修。「質問力を活用した相談面接の技術」がテーマです。

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1年ぶりに再会した、釜石市でケアマネジャーに励む同姓の高室さん。

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岩手県県南地域包括支援センター職員対象研修のひとコマです。

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コメント


あの重いバックには、先生の貴重な資料や機材が入っているんですよね。ホント重かったな~。全国行脚は、ハードな講義と移動の連続で、本当に体力勝負だと思います。お体を大事にこれからも全国の仲間たちに「元気」を届けてください!


投稿者: 柳野聡 (東京都国分寺市) | 2012年12月05日 06:08

柳野さん、バックを持っていただきありがとうございます。

まさに体力勝負と気力勝負ですね。それと運も大事ですね。飛行機や列車の運休があると、移動はアウトですから・・・

それが不思議とないのは強運だから?でしょうかね(笑)


投稿者: たかむろ | 2012年12月18日 12:24

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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