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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

施設長の経歴はオモシロイ!

 このブログタイトルは「ケアマネさん、いらっしゃい」ですので、ケアマネジャー、つまり介護保険でいうところの介護支援専門員のみなさんを読者対象としています。
 実は(別に実はと大げさにいうほどではありませんが(^_^;))、一昨年あたりから、施設の指導的職員や施設長対象の研修会をまかされることが増えています。
 いつもは70人~200人近くのケアマネのみなさんの前で話すのですが、施設職員研修では、その中の数人がケアマネジャーということになります。施設長、介護主任、看護主任、生活相談員、ユニット-リーダーがいて、在宅部門ということで通所介護・訪問介護のメンバーに混じって居宅介護支援事業所のケアマネジャーの方がいます。もちろん施設ケアマネジャーの方もいますが…。
 心なしか控え目な存在だったりします。

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 今回は神奈川県湘南地域(つまり平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、二宮町など)の高齢者施設の指導的職員研修でした。
 いま、介護施設で「人材マネジメント」に困っている話をよく相談を受けます。厚労省を挙げてキャリアパスが話題になっていますが、あくまでそれも人材育成としてとらえるべきで、キャリアパスだけが独り歩きしている感があります。

 私の講義は、感情労働としてのケアの仕事、ケアの仕事に従事する層の変化、若年労働力の減少と中高年従事者の増加、男性介護者の増加への対応などから、ではどのように、人材を人財とできるマネジメントをすればよいかを、ストレスマネジメントの視点も含めて、かなり実践的な内容を伝えます。
 「ともすれば利用者中心になりがちな講義を、利用者とともに職員へのケアを同じ目線で説明されました。利用者だけでなく、同じように職員も大事だという考えがとても参考になりました」(T・I 施設長)

 終了後に懇親会があると、たいてい施設長さんたちのテーブルに私の席が設けてあります。今回意外だったのが、みなさんの顔ぶれが若いこと。といっても多くが40代~50代前後ですが。実はこれは結構若いんですね。だいたいが60代前後ですから(とくに地方では元行政職の方が定年後に数年間、施設長を担うパターンが定着している県もありますから)。なかには70代でバリバリとがんばっている方も結構いらっしゃいます。

 私にとっても近い世代ですので、この仕事に就かれたきっかけや経緯を質問しました。
 「現場経験は何年ですか?」と尋ねると、手を横に振られて「現場はやっていません。実は転職組です」との回答が。「20代に厨房機器メーカーの営業をしていました」「もと旅行のツアコンをやっていました」「私は数年だけですがシステムエンジニアでした」…。そういえば新潟県では、元長距離運転手(10トン車)でいま精力的に施設長をこなしている方もいました。
 みなさん、転職組とはいえ、30代前後に介護施設にいろんな縁(なかには跡取り)で入られて、数年間現場を経験されている方々ですが、とにかくユニークです。

 介護施設では暮らしを支援するわけですから、さまざまな人生を経験されてきた利用者の方々を「さまざまな人生」で支えるのがよいと私は考えます。
 その視点として、職員集団の持つ専門性とともに、職員それぞれが持つ「さまざまな人生」を生かすこと、これが人材マネジメントでも肝になるのではないでしょうか?

ムロさんの写メ日記

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第7期となった講師養成講座(初級)のみなさんです

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3人一組で行っている練習風景です

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結婚式場が会場。巨大シャンデリアを前にしての研修会なので、「本日はお日柄もよく、ご両家の~」と思わずマイクで切り出してしまいました(笑)

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湘南高齢者施設協議会の研修会でのツーショット。右隣は後藤佑介さん(27歳)介護主任。一か月前に私の研修を受け、「大田胃酸を飲まなくてもよくなりました!」との感想を寄せてくれました(笑)

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島根県で賞味した超辛みの「おろち大根」。まるで巨大な朝鮮人参でした

今週のメールマガジン「元気いっぱい」第217号は「『助けて』も1つの方法」です。ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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