ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

走れ! 走れ! 走れ!

 昨年に引き続き、茨城県土浦市で開催された「かすみがうらマラソン」に参加してきました。昨年もちょうど同じ頃でした。
 私が走り始めたのは30代後半の頃でした。たしが38歳だったと思います。今より目方オーバーで、今風の「メタボちゃん」の気配漂う体型でした。
 「こりゃあ、やばい!!!」
 と思って一念発起したのが、食事制限とジョギングでした。2キロが4キロ、次は8キロと、体重の減少とともに距離も順調に伸びました。

続きを読む

 体重は、たしか3か月で10数キロを落とし、これを維持するために「やるっきゃない」と、すっかり習慣になったジョギングを続け、いつのまにやら「40歳の記念にフルマラソンにエントリーするぞ!」の炎がメラメラと沸きあがり始めました。
 40歳で初挑戦のマラソンが霞ケ浦でした。以来、ハーフマラソンにも数回出ましたが、仕事が忙しく、大会はすっかりとご無沙汰だったのですが、走りはずっと続けてきました。昨年に引き続き、中央法規出版のレーシングチームのみなさんから「著者枠」で参加を促されて、再びのエントリーと相成りました。
 さて今回は、3回目となるかすみがうらマラソンです。いつもにない暑さが予想外で、結構つらい展開でした。

 準備は万端でした。
 実はマラソンのつらさのひとつに「長い」ことがあります。長いため、走っていることに「飽きちゃう」人がいます。かくいう私がそうなので、ICレコーダーを耳に走りました。よくあるのがiPodとかで音楽を聴くのでしょうが、私は走りながら、録音した講演録を聴こうと思ったわけです。
 昨年と比べてコースも頭に入っていますから、折り返し地点までは順調でした。

 しかしそこから怪しくなってきて(^_^;)、30キロ地点では急にスピードが落ち、さらにやっかいなことに吐き気がしたので、「あれ、いつもと違う」と思い、大事をとって、座って休憩をとりました。しかし、身体が寒くなってきて……。
 「オイオイ、これやばいんとちゃうかなぁ」
 20分程度仰向きになって休んでしまいました。

 やがて、まあゆっくり走ろうと再び一歩を踏み出しましたが、やはりまたまた身体がだるくなり、吐き気がしてジ・エンド!
 あえなく名誉の棄権?を決め、救護車に乗りました。どうやら、昨年と比較してリタイア組みは多かったようです。救護センターには点滴してもらっている人が結構いましたから。「無念の幻の記録」となりました(^_^;)。

 終了後、中法法規出版のマラソンチームの面々とお約束の「飲み会」になだれこみました。いやあぁ、ビールのうまいこと、うまいこと。脱水状態をビールで満たすことの快感にひたりました(笑)。

 「心の汗は身体の汗で流そう!」

 これは私の座右の銘(大げさですが)で、いまもちょっと頭が疲れると走っています。これがまたいいんですよね。
 みなさん、マラソンかジョギング始めませんか? いつでも、どこでも、それに低コストでできますよ。心が疲れるからこそ、身体の汗で流すことが大事。この生活がなじんでくると、暮らしの健康さが違ってきますよ!(^^)!

ムロさんの写メ日記
muro09042001.gif
中央法規出版レーシングチームの面々です。(向かって右から)ニューホース柳川、ビクトリー(棄権な男)高室、ストイック部長中村、10スモーキング平林

muro09042002.gif
昨今のマラソンブームで、今年は去年より増えて2万4000人。朝の常磐線は通勤電車並みでした

muro09042003.gif

muro09042004.gif
17日(金)は秋田での研修会でした。秋田空港の地場産コーナーに、株式会社正義の味方のマスクがひと揃い(笑)。それにポスターにも!!ご当地キャラクター発祥の地でもあります

muro09042005.gif
JR浜松町駅で見つけた「ガチャポンBOX」です。子ども相手でなく、なんと大人相手にビックリ。それも1回200円とは。アニメ・オタク系のサラリーマンが買うのか、それとも子どもへのお土産に買うのか。こんど、どんな人が買うのかウオッチングしてみますね!(^^)!


 今週のメールマガジン「元気いっぱい」第175号は「乱れまくる名前たち」です。ケアタウン総合研究所の公式HPでもバックナンバーをすべて見ることができます。


コメント


 日々、忙しくあちこち飛び回っているのに、走る事を続けていて、すごいです。
 おまけにつらくて長いマラソンに仲間たちと挑戦なんて、すてきですね。
 高齢者の方に介護予防や生活習慣病を予防しましょう…、なんて、えらそうにわたし言えません。
 時間がもったいないから、歩かないで車で移動、不規則な食事に、いつも夜更かし。
 身体を動かすことやスポーツは、暇もお金もないし、運動する前に疲れてるし…で、身体にいいこと、何にもしてないから、いつやって来るかもしれない要介護。
 今なら間に合うかもしれない、生活を変えなければ…と思う日々。


投稿者: い~じま | 2009年04月21日 20:02

い~じまさんへ

 ついつい便利なほうに流れてしまうのが世の常、人の弱さ?だったりしますね。
 だから「ちょっとした」ことが、案外とできなかったりしますね。やればいいのに、なかなかできない。だから、スケールは違いますが、イチローはすごいですね。小さな積み重ねが大きなステージへの入り口だという彼の言葉には重みがあります。
 まあ、そんなおおげさなことではないですが、いまなら十分に間に合います。
 ちょっと背伸びすること、そしてそれを周囲に言いまくる(^_^;)こと。
 そしてそんな自分をちょっとほめてみること。
 6月に横浜で開かれるケアマネジメント学会で再会できることを楽しみにしています!(^^)!


投稿者: たかむろ | 2009年04月24日 10:25

 体調は戻りましたか?
 健康志向なのか最近多いですね、走っている人が。最近走ってないですね。最近というより随分とと言ったほうが正しいです。
 車の生活になって早○○ねん… 足腰弱くなるはずです。それに比べ、当事業所の利用者の皆さんは、素晴らしい健脚の持ち主ばかり。杖をつきながら歩行は不安定ながら、足元のものをとろうとするときの抜群のバランス。もう脱帽です。
 見習わないといけません。将来のため…。


投稿者: あっちゃん | 2009年04月30日 00:11

あっちゃんへ
 ご心配の体調は無理なく復調しました。昨日も狭山湖の周囲を10キロ走りました。
 車を使った仕事をしていると、腰痛が多くなるのはよく言われますね。タクシー運転手さんや長距離トラック運転手さんの持病ですからね。
 使いすぎて過度な負担がかかると腰痛になる。使わなくて負担がかからない状態が続いても腰痛になる。
 じつに「腰」とは不思議?な部位ですね。

 野球の素振りもテニスのスマッシュもすべて「腰」です。および腰はへっぴり腰といわれて、だめの見本ですからね。
 さて要介護でも利用者さんたちの健脚に脱帽とのこと。昔の方々は歩いていましたもんねぇ。さらに腰がしっかりしているからバランスもとりやすいんでしょうね。

 ならば今の40代以降が高齢者になったら…背はヒョロヒョロですし、骨も弱い…う~ん、なにか打つ手はあるんでしょうか?
 ちなみに週1回でもよいので、体操やヨガでもよいので始めることをお勧めします。
 たとえ20分程度でも、「ゼロ」ではありませんので…(^_^;)
 お仕事、がんばってください!(^^)!


投稿者: たかむろ | 2009年04月30日 13:47

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
3172.jpg


bn_caretown.jpg
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books