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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

愛される声

 急に冷えこんできましたが、みなさんは風邪をひいていませんか? 風邪といえば、鼻水と喉の心配ですよね。利用者のお宅に向かうのに、風邪菌を運んでいてはいけませんから、みなさん、とりわけこれからは体調管理が大変かと思います。
 さて、今週のメルマガで「ヘルプマンの力」とタイトル予告しましたが、このテーマは、11月11日の「介護の日」がある週に書こうと思います…(^_^;)。

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 さて「愛される声」です。
 声ってとても不思議です。何気なく交わしている会話ですが、私たちは言葉を聴いているだけでなく、声の様子までしっかりとキャッチしているといいます。
 だって、相手が風邪の時など、携帯電話を通してすぐに察知できるし、なにか隠しているな(笑)って時も声がオドオドしたり。それほどに声って敏感なんですね。

 私たちは、人への印象を良くするため(あるいは自己表現として)、容姿や服装・態度にいろいろと手を加えます。それが、メイク・ファッション・仕草です。でも、人の印象で実は大きい位置を占めている「声」にはあまり配慮をしていません。これはもったいないです。
 「あまりいい声ではありませんね」
 と言われて落ち込まない人はいないと思います。それほどに声を気にしています。
 ところが、
 「やさしい声をされていますね」「○○さんの声を聞くとホッとする」
 と利用者さんやご家族から言われたらどうでしょう? 容姿に多少自信がなくても(?)、とてもよい気持ちになる人は多いのではないでしょうか。

 では、声は直せるのか?
 実は声も「メイクアップ」ができるといいます。かすれた声を透き通った声に、太い声を細い声にすることではありません。整形手術のように喉に手を加えることではありません。実は……。

 気持ちを切り替えるだけで「声の印象」は変わります。俳優たちが悲しい気持ちで切ない声を出すように、明るい気持ちになれば、相手に魅力的な声が届きます。

 そして一番が……
 「自分の声」を好きになること、愛すること。自分の声はとてもよいと思い込むと、よい声に聞こえるようになるとも。
 声は聞く相手へのプレゼントです。
 「声に表情をつける」
 利用者さんやご家族との会話でちょっと心がけてみてはいかがでしょうか?

ムロさんの写メ日記
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畑と田舎のお地蔵さん。歩いていて、ふと出会った光景です

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岡山駅前でのコンサート。この時期は文化の秋らしく、このような場面によく出会います。平均年齢は…多分、60歳くらいの方々でした

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リクルートがこの9月から出している、50歳代向けの雑誌『コレカラ』。なんと第2号は「ボランティア特集」です。時代がずいぶんと変わりましたね

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色鉛筆のお箸の写メを送ってくれた東京のMケアマネさん。こういうのがあるんですね!(^^)!

今週のメールマガジン「元気いっぱい」第149号は「ケアマネ試験~免除範囲って何?~」です。ケアタウン総合研究所の公式HPでも見れます。
※施設向けメルマガ「ケアコム」は第4号が発行されました。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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