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佐野卓志の「こころの病を生きるぼく」 2010年08月

男はカマキリのように(part3)

 「焼きなす、遅かったですね。焼くのに時間がかかりますよね。皮を剥くのも熱いし」
 ふーさん「熱いまま剥くのは、一苦労じゃよな」



男はカマキリのように(part2)

 ふーさんは枝豆にビールだ。ぼくも枝豆をつまみながらイモ焼酎の水割りをちびちび飲んでいる。
 「すべての人間がカマキリのようであったら、と夢想しますよ。カマキリなら、交尾を終えたオスはいないことになる。世のオヤジは存在しなくなり、オヤジたちが必死に守っている『今の秩序そのもの』が存在しなくなる。縄張り意識の少ないおばさんたちの天下が訪れ、世の中はずいぶんと平和になるでしょう」



男はカマキリのように(part1)

 今夜は、熱帯魚屋のオヤジのふーさんと近所の居酒屋で晩飯に飲んでいる。

 「ぼくは、男はカマキリのようだと思っているんです。交尾が終われば男は用なし、むしゃむしゃと女性に食べられて栄養になり、一巻の終わり」
 ふーさん「ほう、おもしろい!」
 「それでも生き延びる男がいれば、遊んでいても別に問題はない。あとは女性が働いて子どもを育てればいい。家事は手伝うとしても、男の役割なんてその程度だろうという諦めがあります」
 ふーさん「男って皆マザコンで、奥さんのおっぱいにしがみついてさえいれば、それで幸せになれる。おっぱいをくれなければ幸せになれないので、当然女性の機嫌が悪くなるのをおそれて女性に優しくなる」
 「それですべての男は恐妻家!」



加藤智大を抱きしめたい

 秋葉原事件の加藤智大被告の公判が開かれ、マスコミでも注目されている。ネットでは産経ニュースが詳しく取り上げているので、ぼくも読んでみた。



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プロフィール
佐野 卓志
(さの たかし)
1954年生まれ。20歳(北里大学2回生)のとき、統合失調症を発症、中退。入院中、福岡工業大学入学・卒業。89年、小規模作業所ムゲンを設立。2004年、PSWとなる。現在、NPO法人ぴあ、ルーテル作業センタームゲン理事長。著書に『こころの病を生きる―統合失調症患者と精神科医師の往復書簡』(共著、中央法規)『統合失調症とわたしとクスリ』(共著、ぶどう社)。
ムゲン http://www7.ocn.ne.jp/~lutheran/
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