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永島徹の「風」の贈り物

継続は力なり

 野山の木々の色がとても艶やかになってきました。それと同時に、日に日に気温が下がり、陽気も足早に冬へと向かってきているようです。
 そんな先週末に行われたイベント2つに参加してきました。一つは、郷土の仲間達が運営している「栃木県高齢者小規模ネットワーク(会長・石綱秀行)」主催の「とちぎ・元気・会議」です。2日間にわたる催しでは、日頃から地域に密着した実践をしている参加者からの活発な意見が多く交わされる内容で、地元の有志である講師(首長正博さん・高橋昭彦さん)の講話や情報交流、栃木県高齢対策課からも数名加わったセッションがなど、実に盛りだくさんの内容でした。
 私は夜の交流会のみの参加でしたが、参加者の皆さんと日頃の活動から感じている熱い思いの話ができ、このように語り合うことができる集いがとても心地よく感じました。参加者の年齢は、私たちの大先輩もいましたが、フレッシュな若手メンバーも張り切って企画・参加していました。まさにそこには、先輩たちの思いがつながっていくさまがありました。
 人材不足といわれる福祉業界ではありますが、この若手メンバーの存在はとても頼もしく、これからの地域福祉の貴重な財産だと感慨深く参加しました。

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 翌日は、『ココワイン』で有名な栃木県足利市にある「こころみ学園ココファーム」の収穫祭・開墾50周年記念に参加してきました。
 あいにくの雨模様にもかかわらず、数多くの人で埋め尽くされた会場。生演奏の陽気な音楽に酔いしれながら、会場は晴れやかな雰囲気が漂うイベントでした。
 園のホームページには「1950年代に、特殊学級の中学生たちによって開墾された葡萄畑が、私たちのワインづくりの原点です。この足利市田島町の急斜面の山で、当時、知恵遅れと呼ばれていた少年たちは、汗まみれになりながら夏草を刈り、寒風の吹きすさぶなかでお礼肥えの穴を掘ってきました」という紹介がされています。
 その広大な敷地にある山の急斜面にある、これまでの歴史を感じる葡萄棚の景色に圧倒されます。そこに、50年という時間の長さだけではなく、「思い」を持ち継続していくことの一つの結果をみたのです。現在の活動や造られる製品が業界で評価されていることもその証だと思います。

 この2つのイベントに参加して改めて感じたことは、「継続は力なり」ということでした。規模や数ということではなく、一人ひとりの思いを持ち寄って、継続していくこと。日々の何気ない中にある思いを、持ち続け歩んでいく弛まぬ努力を学ばせてもらいました。


コメント


 ひこや勤務時にはお世話になりました。地域訪問介護の介護福祉士です。
 五感を使って感じることの大切さ、手に取るように感じ取れました。更なるご活躍に期待しています。
 今日も赤木の山に雲がかかってるので、風が吹くようです。これも爺様から聞いた生活の知恵? 防寒してお宅訪問です。では行ってきます。


投稿者: 足利市の平塚です。 | 2008年11月23日 11:35

 世間はこの秋3回目の3連休、介護や福祉の現場の仲間たちには、3連休は遠い夢、若い人たちが来たがらないわけ…かな?
 「とちぎ・元気・会議」ありがとうございました。
象徴的だったのは、みんなでひとつの大きな輪になって踊ったマイムマイム、楽しかったね(飲んだ後で、みんな息切れしてたけど(笑))。
 継続すること、つながっていくこと、本当に大切なことですね。
昨日は一日足利ケアマネ会におじゃましました。あしかがのみなさんのパワーが会場の中に元気玉をつくっていました。それを感じたわたしも元気をもらってきました。
 寒さに向かい、みんな、お身体をご自愛くださいね。利用者さんへの気遣いや体調管理はばっちり!でも、わが身となると…
 利用者さんのためにも、この冬、元気で過ごしましょう。


投稿者: あねさん | 2008年11月23日 21:59

 平塚さん コメントありがとうございます。
 本当に寒さが増してくる季節になってきました。北国からは雪の便りが早々と届いています。
 平塚さんをはじめ訪問する仕事をされている多くの皆さんにとって、防寒対策や風邪予防など冬バージョンの準備、体調管理をする時期ですね。それもこれも、やっぱり皆さんたちが訪問してくれることを心待ちにしている方々がいると思えばこそ続けていけるのでしょう。
 ただ、私たちも生身ですので、くれぐれもお身体をご自愛下さい。そして、継続したサポートをこれからも、どうぞよろしくお願いします。


投稿者: 必察ソーシャルワーカー 永島徹 | 2008年11月24日 09:57

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プロフィール
永島徹
(ながしま とおる)
NPO法人「風の詩」副理事長。社会福祉士、ケアマネジャー。大学卒業後、青森県にて精神科ソーシャルワーカーとして精神障害回復者の社会復帰活動に従事した後、郷里である栃木県へ戻り、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センターに勤務し、地域の中で生じているさまざまな介護上の諸問題についての相談等に応じる傍ら、ケアマネジャーとして介護サービス利用者がより良い生活を過ごしていけるようにと活動。その後、縦割りではなく複合的な地域福祉の拠点を創ろうという計画で、NPO法人「風の詩」を設立、現在に至る。

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