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秋山映美の「監獄から社会へ」

本当に必要な支援とは

 このところ、全国で「タイガーマスク」の本名を名乗る方が施設などにランドセルを寄付して話題になっています。
 「日本では寄付をする文化が根付いていないのではないか」などといわれることもありましたが、このようなニュースを見ると、「社会のために何かしたいという人がたくさんいるんだな」と思いました。
 もしかしたら、以前からこのように思っている人はたくさんいたのですが、どうしたらいいのかわからなかったのかもしれません。

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 しかし、その反面、物を寄付することはとても難しいことだとあらためて感じました。
 物は、使うときにはとても役に立つのですが、すぐに使わない物やニーズに合っていない物は時には保管場所などに困ってしまうこともあると思います。
 やはり、寄付はしたからには受け取った人たちに喜ばれたほうが気分が良いですよね。

 私は単純なので、「やっぱり、役立つのは現金かな」なんて思ったりもしましたが、たとえば、団体によっては、現金を受け取ることが難しいところもあるようですので、寄付をするときには、送り先が必要としている物を調べて送ると良いと思いました。

 せっかく広まり始めた“タイガーマスク運動”ですから、これからも、寄付をしたいという方がたくさん続いてくださることを願っています。
 また、寄付以外にも、団体によっては、ボランティアを募集しているところもありますので、寄付することが難しいという方は、ぜひ、体を使ってみてはいかがでしょうか?


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プロフィール
秋山 映美
(あきやま えみ)
NPO法人監獄人権センター
理事
明治大学大学院法学研究科修士課程を修了。明治大学法学部在学中から、監獄人権センターにボランティアとして参加。受刑者や家族などから届く、月200件にものぼる相談の手紙にボランティアと協力して対応したり、受刑者の現状を世に訴えたりなど、刑事施設内にいる受刑者の人権に関わる活動を続けている。
監獄人権センターHP
 http://cpr.jca.apc.org/
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