メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

気になる子とともに育つクラス運営・保育のポイント

気になる子のクラス運営、保育の方法がよくわかる!


 近年、保育所や幼稚園で発達の気になる子がよく見られるようになり、クラスを担当する保育士や幼稚園教諭にも専門職としての対応が求められています。発達障害という言葉の広まりとともに、「発達」や「発達の遅れ」に対する意識は一層高まっていますが、「気になる子」個人への対応に追われ、なかなかクラス全員に目が行き届かないのが現状です。

 「気になる子」への保育・教育においては、「コミュニケーションが苦手」「社会性に欠けている」「こだわりが強い」「学びや行動が遅い」という表にあらわれる行動、とくにマイナス面の特性ばかりが目に付いてしまいがちです。しかし「気になる子」の言動は、周りを困らせるためではなく、本人が困っているサインであり、必ず背景や要因があります。保育者には、まず「気になる子」の言動の背景・要因をしっかり観察したうえでの対応が求められます。

 さらに、「気になる子」個人への指導だけではクラスをまとめることはできません。クラスの子どもたちの中には、「気になる子」をサポートできる子もいれば、「気になる子予備軍」といえる子もいます。保育者としては、「気になる子」への特別な配慮と同時に、クラスの子どもたちへの働きかけやそれができるクラスづくりが必要です。

 本書では、事例の最初に改善前後のクラスのイラストを掲載し、改善後のクラスをイメージしながら、具体的な保育のポイントを「気になる子」(個)、「クラスの子たち」(集団)並行してわかりやすく解説しています。取り組み前・後の実践記録も各事例に掲載し、保育現場ですぐに使っていただくことができます。

(中央法規出版 第1編集部 三井民雄)

→本書のご注文はe-booksから