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DVDで学ぶ 介護職のコミュニケーション技術 利用者とかかわるスキルの習得と実践

映像だからこそわかる!スキルが満載


 本DVDは、利用者とのコミュニケーションに悩むことの多い現場職員、介護福祉士養成施設の学生に対して、根拠をもったコミュニケーションスキルを、生活場面別、障害別に提案するものです。

 監修者の志学館大学・飯干紀代子先生は、2010年に『今日から実践 認知症の人とのコミュニケーション』という単行本を小社より発行しました。いわば本DVDの書籍版ですが、書籍は、認知症の人とのコミュニケーションに特化した内容となっています。

 書籍発行後、介護福祉士養成施設の教員や学生、高齢者施設の職員と意見交換するうちに、コミュニケーションを書籍だけで学ぶのではなく、授業や研修では、演習やロールプレイなどの体験学習型が効果的であることがわかりました。

 また、これらの授業や研修では、視聴覚教材に対するニーズが高いことから、飯干先生と相談し、DVDの企画を立案したのです。飯干先生も、書籍をテキストとして研修会を行ううちに、視聴覚教材の必要性を感じ始めたところでした。

 コミュニケーションに関する映像商品はいくつか販売されていますが、本DVDは、起床から就寝まで、1日の生活の流れを7つの場面に分けて解説していること、構音障害や失語症など、高齢者に多くみられるコミュニケーションに支障をきたす障害・疾患ごとに根拠を踏まえたコミュニケーションのコツを紹介しているのが大きな特徴です。

 撮影には丸3日間かかりましたが、リアリティを出すため、撮影場所は実際の介護現場(小規模多機能型居宅介護、グループホーム)をお借りし、シナリオは監督と飯干先生、ディレクター、編集者で幾度となく議論を重ねて作り上げました。また、職員と利用者役はモデルの方にお願いしましたが、出演のためのオーディションを開催し、選抜された方々です。家族など身近な存在に介護を必要とする人もいて、実際の苦労話を聞きながら、演じる姿にも熱が入っていました。


 撮影が終わったら後は仕上がりを待つだけ…であれば楽ですが、ナレーション映像の撮影、ナレーターによる収録など、編集作業にも半年近くかかりました。どのようなメッセージが観る人に届くのか、言葉の一言にも注意しながら、映像を補完することに尽力しました。

 現場での撮影ゆえ、実際に利用されている方々にご不便をかけながら、朝早くから夜遅くまで、妥協のない追求から生まれた映像です。介護福祉士養成施設の授業での視聴覚教材として、介護現場の研修素材として活用いただければ幸いです。

(中央法規出版 第1編集部 平林 敦史)

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